前章
遥か高い空に5000年以上の昔、天使たちが暮らす世界があった。
そこは男女の区別なく、すべてを平等に、等しく扱う世界だった。
そこに住まう天使たちは、争いを知らず、お互いに思いやりを持ち、愛し、寝食を共にして穏やかに過ごしてきた。
それらを統治する女神の下で、その世界は永く平穏を保ってきた‥。
しかしある日。
その世界に一つだけ存在する、世界を覆うほどの巨木に、真っ赤な実がなった。
その実は、とても綺麗だった。心ある者を惑わすような輝き。
その実の輝き‥。とても愛おしく、魅力的に思え、その実を一口食べてしまった者の心を、深い闇へと染めて行く。
真っ赤な樹の実は、我を失いかけていた天使たちの間で、代わる代わる食された。
その天使たちは、天界を統治する女神に対して、憎しみ、恨み、妬み‥そう言った感情を抱いた。
女神は限りなく万能に近いほどの美しさ、頭脳、聡明さを持っていた。
赤い実を口にした天使たち。彼らは黒翼と呼ばれ、背中に裏切り者の烙印を押される。
高い空から、遥か彼方の地を這う世界へと、堕とされたのだった。
そこは男女の区別なく、すべてを平等に、等しく扱う世界だった。
そこに住まう天使たちは、争いを知らず、お互いに思いやりを持ち、愛し、寝食を共にして穏やかに過ごしてきた。
それらを統治する女神の下で、その世界は永く平穏を保ってきた‥。
しかしある日。
その世界に一つだけ存在する、世界を覆うほどの巨木に、真っ赤な実がなった。
その実は、とても綺麗だった。心ある者を惑わすような輝き。
その実の輝き‥。とても愛おしく、魅力的に思え、その実を一口食べてしまった者の心を、深い闇へと染めて行く。
真っ赤な樹の実は、我を失いかけていた天使たちの間で、代わる代わる食された。
その天使たちは、天界を統治する女神に対して、憎しみ、恨み、妬み‥そう言った感情を抱いた。
女神は限りなく万能に近いほどの美しさ、頭脳、聡明さを持っていた。
赤い実を口にした天使たち。彼らは黒翼と呼ばれ、背中に裏切り者の烙印を押される。
高い空から、遥か彼方の地を這う世界へと、堕とされたのだった。
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