浮気性な彼と一途な男
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ロッド
『容姿端麗、才色兼備、おまけに浮気公認なんて本ッ当羨ましいっス』
ハーレム
『だろ?』
鼻で笑うハーレムをアラシヤマは睨み付ける。
アラシヤマ
『リナはんの所、行かはったらどうですか?』
ハーレム
『はぁ?何でだよ』
アラシヤマ
『ほんまにわかりまへんのやったらわてが行きますわ』
ハーレム
『だったらコレ持ってけよ』
静かに立ち去ろうとするアラシヤマに投げ渡したのはコンドーム。
ハーレム
『一発くらいヤらせて貰えよ。俺は構わねーぜ』
アラシヤマ
『…おおきに』
怒りと侮蔑を含んだ冷たい眼を細める。
マーカー
『少しやり過ぎでは?』
ロッド
『まじでヤっちゃったらどうすんスか』
G
『…ん」
苦笑するロッド、マーカーと頷くG。
ハーレム
『‥っせぇな、アイツにそんな度胸ねぇよ』
マーカー
『そうでしょうか』
ハーレム
『仮にあったとしてもリナが拒むに決まってンだろ』
吐き捨てるように言って、かったるそうに、だが普段より早足に食堂を出て行くハーレムの背を三人は微笑ましげに見ていた。
マーカー
『全く、相変わらず不器用な人だな』