浮気性な彼と一途な男
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宣言した通り二人の心と体は一晩中繋がっていた。
リナ
(それにしても…)
様々な思惑があって互いに素直になれなかった事を、アラシヤマはいつから気付いていたのだろう。
ハーレムに腕枕をされながらふと思う。
リナ
(アラシヤマくん、私の事、本当に良く見ててくれたんだ)
ベチッ
リナ
『痛っ』
いきなり額を中指で弾かれたかと思えば、すぐに組み敷かれた。
ハーレム
『誰の事考えてんだよ』
リナ
『え?』
ハーレム
『アラシヤマか?』
リナ
『あ、あの、誤解…』
ハーレム
『他の男なんか考えられねぇようにしてやるよ』
弁解しようとするが聞き入れる様子は全くなく、首筋に顔を埋めてくる。
リナ
『ちょ‥っと。だめ、もうシャワー浴びなきゃ。遅刻しちゃ‥う』
結局午前中はベッドから出して貰えなかった。
その後のハーレムは、少しアラシヤマと話しているだけで、馴れ馴れしくするなとか同じ空気吸うなとか無茶な事を言う。
リナ
『極端なんだから』
ハーレム
『ふん、人のこと言えた義理かよ』
二人は満更でもなさそうに微笑み合った。
アラシヤマ
『す、好きどす』
リナ
『…ごめんなさい』
それでも諦められない男、アラシヤマ。
→後書き?