身体検査
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緋那
『土方さんが?』
高杉、万斉に接触された事のある隊士を片っ端から呼び出し尋問しているらしい。
近藤に相談したが、土方にも何か考えがあっての事だろうと取りあってくれず隊士達は緋那に泣き付いて来た。
緋那
『別に良いじゃん、話するくらい』
そんなに深刻な事なのかと首を傾げる。
しかし隊士達の複雑そうな表情を見てハッとした。
心の傷は緋那が思う以上に深いのかもしれない。
自分は何故か未遂で済んだが、あんな調子で敵に、しかも男に犯されたら誰だってトラウマになる。
緋那
『ごめん、お前らの気持ちも知らないで。忘れたい事掘り起こされるのは辛いよな。安心して、俺がちゃんと話してくるから』
「いや、話だけなら良いんだけど、その」
隊士達は互いに顔を見合わせたり、何か言いたげだ。
だが誰もなかなか言い出さない。
緋那
『あーもー、ハッキリ言えよ』
見かねて苛々してきたので、一番近くにいる奴に詰め寄ると頬を赤らめながら話してくれた。
緋那
『―――わかった。俺が責任持って止めさせる。でもさ、土方さんに悪気はないんだ。それだけはわかってくれ』
重い腰を上げ、副長室へ向かう。
緋那
(俺のせい、だよな)
気が重い。
・・・
山崎
『失礼しまーす』
副長室に呼び出され山崎は意気揚々と部屋に入る。
土方
『早速で悪ィが』
副長室で二人きり。
それだけの事にはしゃいでいた。
土方
『脱げ』
山崎
『はい?』
確か、調書を取りたい、なんて言っていた。
脱ぐのと何の関係が…
土方
『早くしろ』
山崎
『はっ、はいっ』
訳がわからないがとにかく脱ぐ。
土方
『オイ、ふざけてんのか。さっさと脱げ』
山崎
『言う通り脱ぎましたけど?』
土方の瞳孔が更に開いた。
土方
『まだ一枚残ってんだろうが』
山崎
『え、あの、コレも?』
土方
『当然だ』
全裸になった山崎ににじり寄る。
山崎
『ちょ、え?何ですか?待って…』
コンコン
緋那
『土方さーん、います?』
土方
『何だ』
一時的に山崎から離れ、戸を開ける。
緋那
『相談があるんですけど。今、大丈夫ですか?』
土方
『あぁ。その前にちょっと、お前も見ろ』