スキャンダル
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銀時
『お前は俺のだよな?』
背後から緋那の首に腕を絡めた。
緋那
『銀…』
振り向き様に唇を塞がれ、総悟を掴んでいる手がスルッと落ちる。
口内を犯され、シャッター音と周囲の声が段々遠くなっていく様に感じた。
緋那の膝がカクッと堕ちると、銀時はニヤニヤと見下ろす。
銀時
『もう腰抜かしたのか?』
総悟
『こりゃあ何の真似ですかィ?旦那といえど俺の物に手ェ出されちゃ黙ってられませんぜ』
緋那
(コイツら勝手な事ばっか言いやがって。ムカつく)
と、思うと同時に身体が動いていた。
銀時の木刀を抜き取り、二人の顎を下から叩きあげる。
緋那
『誰がテメェらのモンだって?俺は近藤さんのモンなんだよ。二度とふざけた真似するな』
総悟 銀時
『ちょ、ま、待て。手ェ貸し…』
軽い脳震盪を起こし立ち上がれない。
二人の情けない姿をフラッシュが包むが、緋那は目もくれずさっさとその場を後にした。
・・・
「号外、号外~」
土方
『緋那ッ、総悟ッ』
緋那 総悟
『痛あっ…』
二人は市中見廻りから帰ってきたばかりの土方に拳骨された。
緋那
『な、何ですかいきなり』
土方
『これだよ、コレ』
新聞を叩きつける。
“白昼堂々路上でキス”
”武装警察 真選組の乱れた性活”
土方
『隊服で恥晒しやがって』
新聞にはデカデカと総悟と緋那のキス写真が。
隅には銀時との写真まで載っている。
土方
『特に緋那、お前だ』
緋那
『え。何で俺?』
土方が指すその下には、情けなく膝をつく総悟と銀時を見下す緋那の写真があった。
“俺の身体は近藤さんの物だ”
と、ご丁寧にテロップ付きで。
総悟
『迷惑な野郎でィ。真選組の評判落とす様な真似は慎めっていつも言ってんだろ』
緋那
『元はと言えばお前のせいだろーが。俺は被害者だ』
総悟
『口答えするんじゃねェやィ。反省しろ』
土方
『二人とも始末書だッ』