喪失
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銀時
(チクショー、可愛いじゃねぇかオイ。これもあれか?ギャップのせいか?だったらマジで反則だろギャップって)
不覚にも素でキュンとしてしまった。
銀時
『そんじゃ、遠慮なくヤらせてもらうぜ』
心を落ち着かせ、ゆるゆると腰を動かす。
銀時
(さすがに我慢強いな)
痛くないわけない。
気兼ねなく動けるようにと平気なフリをしているのだろうが、身体が小刻みに震え、額には汗が滲んでいる。
銀時
(苦痛は耐えられるのに優しくされると泣くって、わけわかんねぇ)
緋那らしいと言えば緋那らしいが。
銀時
『つーか…。これ、すげぇイイわ』
若干硬さの残る幼い肉襞。
これが初物の感触なのだろうか。
首筋に顔を埋め、一度腰を止めた。
銀時
(やばい。今日の為に溜めてたから)
緋那
『銀時、ど‥したの?』
銀時
『んー、お前ン中よすぎてすぐ射精そう。あー…。悪い我慢できねぇ、もう射精すわ』
耳元で囁かれる不安気な声に更に気分が高まり、我慢できず激しく腰を振る。
銀時
『…ン、あー、射精る。緋那、射精すぞ‥っ』
寸前で引き抜き、大量の白濁した欲望を吐き切った。
余韻に浸り、呼吸が落ち着くのと同時にハッと理性を取り戻しあたふたと緋那を介抱する。
銀時
『悪い、マジで遠慮なくヤッちまった』
緋那
『バカ』
銀時
『ごめんなさい』
緋那は、そうじゃなくて、と呆れて溜め息を吐いた。
緋那
『好きにシていいって言ったろ。余計な気遣いしてンじゃねーよ』
身体を起こし、銀時の頬にキスをする。
緋那
『でも、ありがと。思ってたより痛かったから、助かった』
銀時
『…だからお前、ずるいって』
こうしてお互いの初体験は無事に終了した。
・・・
緋那
『うーん』
なかなか寝付けない。
股間がゴソゴソ、モソモソする。
膣内にまだ何かが入っているような違和感が緋那を夢から現に引き戻していた。
緋那
(本当に、シちゃったんだな)
何もかもが初めてで、最中の事は殆ど覚えていない。
思い出せるのは銀時の荒々しい息遣いと色っぽい吐息。
緋那
(だめだ、忘れよう)
今日の事は無かった事にしよう。
そう言い聞かせ布団に顔を埋めた。
緋那
(???中に何か…)
ゴクリと生唾を飲み、一気に布団を捲る。
緋那
『何してるんですか』
枕を抱いた近藤がてへっと可愛く笑った。
近藤
『寒くて眠れねぇんだ。一緒に寝ようぜ、今日だけ、お願いっ』
両手を合わせて頼む。
緋那
『もう、今日だけですからね』
近藤
『よっしゃー!サンキュー緋那‥って、どうした、そんなに泣いて、、、』
緋那
『え?』
頬が大きな手に包まれ、驚いて自分でも触った。
冷えた頬に伝う熱い雫。
緋那
『あれ、何でこんな、、、』
いつから流れていたのか。
近藤
『何かあったのか?』
緋那
『わかん‥ない。怖い夢、見たのかも』
近藤
『そうか。…大丈夫、大丈夫だ』
近藤に抱き締められ、自分の中に胸にぽっかり穴が開いたような虚無感がある事に気付く。
必要ないと思っていたモノでも、失くなるとこんな気持ちになるんだと初めて知った。
緋那
『ごめんなさい、もう平気です』
近藤
『ああ。でも寒いからこのまま寝ようぜ』
緋那
『はいっ』
腕の中にいる安心感からか、緋那は直ぐに眠りに就く事ができた。