息抜き
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土方
(クソ、おちょくりやがって)
納得のいかない顔で渋々座る。
緋那
『それで、どうなんですか?』
土方
『俺ほどの男を放って置く女がいるなら見てみてぇよ』
緋那
『まぁ、土方さん顔だけは良いですもんね』
土方
『お前なァ』
この生意気な口をどうやって黙らせよう。
土方
『興味あンなら教えてやろうか』
ハスキーな声で囁き、緋那の耳を甘咬みする。
緋那
『あッ…』
小さな喘ぎ声はテレビの音に掻き消されたが、土方にはしっかりと聴こえていた。
土方
『おいおい、大の男がちょっと耳舐められたくらいで女みてぇな声出すなよ』
緋那
『だ、出してませ‥ン♡』
土方
『ほら、出してんじゃねーか』
普段の仕返しとばかりに、執拗に耳を責める。
緋那
『んッ‥。や‥あッ♡土方さんやめ‥だめェ…♡』
土方
『………………//』
堪えきれなくなった土方はくたくたになった緋那をそっと離し、部屋を出て行った。
「副長が、、、」
「珍しいな」
呼吸を落ち着かせながら緋那は首を傾げる。
いつの間にか部屋の中がガランとしていた。
総悟
『我慢できなくなったヤツらが抜けてってンだ』
緋那
『我慢?』
総悟
『ヌキに行ったってこと』
なるほどそういう事か。
緋那
『しっかしお前、俺を連れてきた割に自分は興味なさそうだな』
総悟はしれっとしながら言う。
総悟
『こんな普通のシチュじゃ興奮しねーよ。だったらお前のツラ見てる方が、、、』
緋那
『俺の顔はアブノーマルかよ。ってか人の顔をおかずにすんな』
近藤が静かに立ち上がった。
いけないと思いつつも、出て行く近藤が気になって目で追ってしまう。
緋那
(わ、わ、近藤さんのって)
着流しの上から見た感じでは、画面の中の男よりずっと大きい。
緋那
『…何だよ?』
何の前触れもなく頬を抓られ、総悟を睨む。
総悟
『なんとなく』
緋那
(‥ったく。昔っから変わんねーな)
人一倍寂しがり屋の癖に素直になれない天邪鬼。
乱暴な行動や憎まれ口は根っからのサディズムからくるものだが、時として誰かの気を引く手段でもある。
緋那
(いつまで経ってもガキなんだから)
総悟
『何笑ってんだ』
緋那
『べっつにー。それより総悟の趣味に合うのねーの?もう誰もいねぇし換えちまおうぜ』
二人は童心に返り、仲良くAVを堪能した。
が、最終的に貞操の危機を感じ、緋那は総悟を蹴り飛ばして逃げ出したのでした。