海水浴
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青い海。
白い砂浜。
ロタロー
『えーっ、せっかく来たのに泳がないの?』
リナ
『うん、私は砂遊びでもしようかなって』
リナはロタローに誘われ、パプワ、チャッピー、リキッド+特戦部隊と海辺に遊びに来ていた。
ロタロー
『もしかして泳げないとか?もー、それならそうと先に言ってくれれば良かったのにー』
ぷうっと頬を膨らませる。
誘ってもいないオジサン達が来てただでさえご機嫌斜めなのだ。
ロタロー
(せっかくの計画が台無しだよ)
ドキドキ♡バナナボートで密着大作戦!
今日は恋のキューピッドごっこをして遊ぼうと思っていたのに。
仕方ない、作戦変更。
リナ
『ごめんね、ロタローくん、、、』
ロタロー
『もういいよ、僕こそ怒ってごめんね』
ロタローに笑顔が戻り、リナはホッと胸を撫で下ろした。
ロタロー
『砂遊びでもビーチバレーでもいいから早く着替えて遊ぼー♪水着はちゃんと持ってきたでしょ?』
リナ
『うん!言われた通りちゃんと…。あ、あれ?』
ロタローの肩がワナワナと震える。
耳がキーンとする予感にリナは耳と目を閉じた。
ロタロー
『信じらんなーーーいっ!』
リキッド
『なっ、なんだ!?どうしたんだよ!?』
事情を聞いたリキッドがロタローを宥め、リナを慰める。
リキッド
『そんな事でヒステリーになんなよ、ロタロー。ほら、リナもいつまでも泣いてないで』
リナ
『ロタローくん、ごめんなさい』
ロタローがプイッと顔を背け、こっちを見ようともしてくれない。
リキッド
『忘れたなら取ってくればいいじゃん。なんなら俺がひとっ走り…』
二人ともハッとした。
リナ
『行ってきます!』
一目散に駆けて行く。
一件落着とホッとしているリキッドにロタローが間髪入れず蹴りを入れた。
ロタロー
『何ぼさっとしてんだよ。お前も行って来いよ、家政婦』
恋のキューピッドとは程遠い。
リキッド
『え?何で俺まで?』
ロタロー
『はい、これ』
困惑するリキッドに日焼け止めを渡す。
美少年と女の子は肌が命。
ロタロー
『塗り残しがないようにしーっかり塗ってあげてよね。全・身・に♪』
ドキドキ♡バナナボートで密着大作戦、改め、ヌルヌル♡オイルで密着大作戦のはじまりはじまり―。