散歩
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土方
『リナ、食後の散歩でもしねぇか』
突然のお誘い。
近藤
『ちょっと待て』
リナが返事をするより早く近藤が割って入った。
近藤
『そんな事したらわしは一人になってしまう』
ソージはコタローとパプワと遊びに出かけている。
土方
『それがどうした』
近藤
『寂しいじゃないか!』
土方
『だから何だ』
近藤
『わしも…』
土方
『駄目だ』
即答。
めそめそと泣き出す近藤を見て溜め息が出る。
仮にも局長。
もう少し自覚を持って欲しいものだ。
土方
『あのなぁ、そんな泣き落としに引っかかる奴なんざ―――』
いた。
リナがオロオロと近藤の周りを行き来し、あろうことか肩に手を添えようとしている。
土方はその手を掴んで外に出た。
土方
『あんまり甘やかすな、クセになんだろ』
リナ
『だって、、、』
後方から二人の名前を叫ぶ声が聴こえ、心配そうに振り返るリナを強引に連れて行く。
土方
『‥ったく、そんなんだから俺ァ一人で散歩にもいけやしねぇんだ』
二人にするのが心配だったから連れ出しただけで、別にリナと散歩がしたかった訳じゃない。
と、思う。
「だーれだ☆」
リナ
『きゃあっ』
突然背後から胸を持ち上げるように抱き締められ、リナは嬌声をあげた。
ロッド
『今日も可愛いねェ』
チュ、と音を立てて耳にキスをし、柔らかな胸の感触を愉しむ。
リナ
『は、放してー』
ジタバタもがくがガッシリとした腕が離さない。
土方
『何してやがる変態イタリア人!』
ロッド
『何って見たらわかるっしょ?おっぱい揉んでんの☆羨ましい?』
怒鳴る土方に怯む事なくサラリと答える。
土方
『ンなわけねぇだろッ』
ムキになって否定する土方をからかいたくなったロッドは不適に口元を歪ませた。
ロッド
『本当に?』
土方の反応を窺いながらリナの胸を掌で揉みほぐし、突起を摘む。
リナ
『っん♡ぁぁ‥んっ♡』
ロッド
『本当はアンタもシたいだろ?素直になりなよ』
土方
『‥ッ。…放せ』
あられもない声に耳まで真っ赤にして狼狽えるが、流石は武士。
邪念を振り払い抜刀し、ロッドの額に刃先を突きつけた。
ロッド
『そ、そんなマジになんなって。ジョークジョーク☆』
冷や汗を垂らし手を離す。
土方は即座にリナを庇うように引き寄せた。
ロッド
『ちぇっ。まぁいいや、続きはまた今度ね♪』
パチッと片目を瞑るロッドの視線から逃れ、土方の背に隠れるリナ。
連れない態度にシュンとするロッドを置いて、二人は散歩を再開する。