始まり
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アラシヤマ
『あんさん、名ァは何て言いますの?わてはアラシヤマどす』
リナ
『リナ、です』
アラシヤマ
『リナ。ええ名前どすなぁ。リナはん、リナはん、リナはん、、、』
反芻するように何度も呟く。
「大丈夫かなこの人」とリナは段々不安になってきた。
リナ
『あの、アラシヤマくん。、、、えっ!?』
目をくわっと見開き涙を滝のように流すアラシヤマ。
アラシヤマ
(こんなにも優しく名前を呼ばれたんは初めてどす。まるで恋人を呼ぶみたいに愛しい声で)
リナ
『ど、どうしたの?アラシヤマくん、大丈夫?』
トリップしかけているアラシヤマにリナの声が拍車をかける。
アラシヤマ
(そないに心配してくれはるなんて。ええお人どすなぁ。ああ、わて、リナはんの事を好きになってしまいそうどす)
熱い、いや、暑苦しい視線を感じてリナに多少の危機感が芽生えた。
薄手のノースリーブワンピース一枚というラフな格好で、顔は美しいが体は逞しい男に図らずも組み敷かれている。
リナ
『あの、アラシヤマくん。その、ちょっと恥ずかしいっていうか、、、。退いてもらってもいいかな?』