高校生になっても
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撫でるような優しい手付き。
次第にうつらうつらしてきてしまう。
夏海
『まだ時間あるから、少し寝る?』
小さく声をかけると水戸は夏海の膝に頭を乗せた。
ふわりと体に掛けられるブランケット。
水戸
『サンキュ、、、』
一度目よりも深い眠りに就く―。
花道
『くおぉらぁぁぁぁっ、起きろ洋平ッ』
水戸
『ン、、、。朝から大声出すなよ花道。って、う‥わっ!?』
夏海の膝枕で寝ている水戸を見て怒り狂った花道は、ブランケットを引き剥がそうと力任せに引っ張った。
!!!
バスタオルも一緒に。
高宮
『どうした夏海!?』
大楠
『な、なんだぁ!?』
野間
『これは、一体どういう状況?』
夏海の悲鳴を聞いて飛び起きてきた三バカが見たのは、クッションなどを手当たり次第に花道に投げ付ける夏海と慌てて腰にタオルを巻く水戸。
夏海
『花道のバカ、エッチ!』
花道
『な、何で俺なんだっ。お前にチンコ見せたのは洋平だろ!』
高宮
『何ぃ!?』
水戸
『誤解されるような言い方するな!』
野間
『で、どうだった?色とかサイズとか』
夏海
『どうって言われても、、、』
高宮
『もしかして見たの初めてか?』
夏海
『ち、小さい頃なら何度かあるけど。でも、その、、、』//
夏海は顔を真っ赤にしてゴニョゴニョと呟く。
大楠
『んじゃ俺のも見て比べてみ♪』
ボクサーパンツのゴムを引っ張り、強引に覗かせた。
夏海
『きゃ‥あ、え?洋平くんのと全然違うね?』
今度は何故か冷静だ。
大楠
『これが朝勃ちってヤツだ』
野間
『ナーニ見せてんだよ、アホ』
誇らしげな大楠の後ろ頭をど突く。
花道
『おーまーえーらーッ。揃いも揃って夏海にンなもん見せやがって。全員コロスッ』
4人は一斉に夏海の後ろに隠れた。
水戸
『ヤバイな、花道のやつマジだ』
大楠
『ちょ、俺を押すな』
野間
『お前が悪いんだろ大楠』
高宮
『責任取れ』
花道
『どけ、夏海』
夏海
『はーい。あ、でもそろそろご飯食べないと遅刻しちゃうよ?』
花道
『ぬぅ、、、』
中学時代と何ら変わらない桜木軍団。
くだらないけど楽しい日常がこれから先も当たり前に続いていくのだと、夏海はこの時信じて疑わなかった。