高校生になっても
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湘北高校入学式―。
校舎前の掲示板にデカデカと貼り出されているクラス割。
大楠 高宮 野間
『『『ま、当然だな』』』
水戸
『いやいや、奇跡だろ』
それを見ながら得意気な声をあげる三バカと苦笑する水戸。
夏海
『何が当然なの?何が奇跡なの?』
新入生でごった返しているその場所で背伸びをするも何も見えない。
夏海は「私にも教えてよー」と人の波に押し潰されないよう守ってくれている花道を見上げた。
夏海
『え。は、花道?』
額に浮かぶ青筋、強く握り締めた拳、わなわなと震える肩。
嫌な予感しかしない。
花道
『ふっ‥ざけんなーーーっ』
耳を劈く咆哮。
喧騒は一気に静寂へと変わる。
蜘蛛の子を散らすように周りから人が去っていくと、花道は荒々しく掲示板に歩み寄りクラス割を破き始めた。
水戸
『やめろ花道っ』
大楠
『何やってんだバカ』
高宮
『アホ』
野間
『マヌケ』
止めに入った四人は毎度の如く皆一様に頭突きで沈められ、これまた毎度の如く夏海が花道を窘める。
『花道、だめ』
花道
『ぬう…』
しかし時既に遅く、6人はいつの間にか教師達に取り囲まれていたのであった。
そんなこんなで入学早々お説教を貰う事となってしまった和光中出身の不良達。
桜木花道、水戸洋平、大楠雄二、高宮望、野間忠一郎、千波夏海、通称桜木軍団。
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