猫
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銀時
『ハァ〜。やっと着いた。おい、すげー恥ずかしかったんだぞ』
雀を4足歩行で帰らせるわけにいかず、仕方なくお姫様抱っこをして帰ってきた。
雀
『にゃあ』
銀時
『ったく、わかって… お?』
雀
『にゃおーん』
上目遣いをしながら、ソファーに座る銀時の足にゴロゴロとすり寄る雀。
銀時はひょいっと抱き上げ膝に乗せた。
雀
『にゃあにゃあ』
甘えるように耳や口元をペロペロ舐める。
銀時
(これはこれでいいかも…//)
!!!
良いコトを思い付いてしまった。
銀時
『どーだ、銀さんのレロレロキャンディは美味しいか―――』
新八
『何してるんですか?』
ビクッ
銀時
『いや、何も?早かったな』
新八
『もの凄い速さで目が泳いでますけど』
土方
『そんなことより雀はどこに…』
雀
『にゃっ』
銀時の陰から雀が出てきて土方に飛びつき、そのまま土方は腰を落とす。
土方
『痛て…』
新八
『ど、どうしたのそのカッコ!?』
雀は下着姿だった。
新八
『アンタまさか、、、』
哀れみと侮蔑を含んだ目で銀時を見る。
土方
『信じらンねぇ。最低だな』
銀時
『いやいやいやいや、誤解だ。泥だらけだったから風呂に入れてやろうと思って』
ペロッ
土方
『は?』
ペロペロ
土方
『お‥いっ//』
土方は覆い被さる雀を無理矢理退けた。
雀
『みゃあみゃあ』
寂しそうな目で土方を見上げ鳴いている。
土方
『う…。鳴いたって駄目だっ』
新八
『寂しそうですよ?』
無愛想な土方が照れたり困ったりしているのが可笑しくて新八は笑ってしまった。
土方
『服、着れば別にいいけど//』
新八
『はいはい。じゃあこれ』
新しい着物を渡す。
土方
『おい、あんま動くな。着せにくいンだよ』
新八
『わっ。そんなに暴れたら下着がっ』
二人がかりで何とか着衣させた。
神楽
『ただいまー』
新八
『お帰り』
土方の膝にいる雀の頭を撫でながら出迎える。
神楽
『お前ら、どうしてそんな落ち着いてるアルか』
新八
『なんか慣れてきたっていうか』
銀時
『にゃーしか言わねぇだけであんま普段の雀と変わらねぇっつーか』
総悟
『雀』
雀
『にゃ!』
総悟が猫じゃらしを振ると雀は即座に飛び付いた。
新八
『あーあ、雀ちゃん取られちゃって寂しいですね』
土方
『べ、別にっ』