猫
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神楽
『お~い、ティラミスどこにいるネ。お前の好きな酢昆布やるから出て来いアル』
新八
『神楽ちゃん、猫は酢昆布なんて食べないよ。ほ~らお通ちゃんの生写真だよ~。欲しかったら出ておいで~』
銀時
『お前ら真面目に捜せよッ』
新八
『銀さんには言われたくないです。その左手に持ってるものは何ですか』
銀時
『チョコレートパフェだ。ティラミスって何度も呼んでたら甘い物が食べたくなっちまって』
雀
『あーっ!あれ、あれっ!』
雀が指を指す方向を見ると確かにティラミスちゃんらしき猫がいる。
神楽
『あ、逃げたアル』
銀時
『ハサミ打ちにするぞ!』
四人は一度別れてそれぞれ猫を追いかけた。
トボトボ…
神楽
『完全に見失ったアル。… あ、雀、ティラミスは?』
雀
『………………』
神楽
『雀?』
雀
『………………』
神楽
『どうしたアル?』
雀
『………………』
神楽
『雀ってば!』
新八
(あれ… 今の声、神楽ちゃん?)
声のした方に急ぐ。
すぐに公園でうずくまっている雀とそれを心配そうに見つめる神楽を見つけた。
新八
『神楽ちゃんどうしたの?』
神楽
『新八ぃ、雀が、、、』
新八
『雀ちゃん?雀ちゃんがどうしたの?』
怪我でもしたのかと雀を見る。
雀も新八を見ていた。
新八
『別になんとも…って、うわぁっ。え?えぇぇぇぇ―――ー!?』
銀時
『何だそんなでかい声出して。ティラミスは見つかったのか?』
新八
『ぎ、銀さん、雀ちゃんが、、、』
銀時
『あぁ?雀がどうしたって?』
しゃがんでいる雀の顔を覗き込む。
ペロッ
銀時
『なっ‥!?//』
いきなり唇を舐められ戸惑い、二人の顔を交互に見た。
神楽
『私達もされたアル』
銀時は首を傾げ、恐る恐る呼ぶ。
銀時
『雀ちゃん?』
雀
『にゃあ』
…………………長い沈黙の後。
銀時
『にゃあ?』
神楽
『何を言っても聞いてもにゃーしか言わないアル』
銀時
『何の冗談だ?新手の反抗期か?』
苦笑いで新八を見るが新八は黙ったまま首を横に振る。
銀時
『と、とりあえず連れて帰らねぇと』
銀時は目眩がしていた。
・・・
土方
『はぁ?雀が猫になった?』
新八
『そうなんです。僕等には原因がさっぱりわかんなくて』
土方
『力になれるかわかんねぇけど見に行ってやる』
新八
『ありがとうございます!多分もう銀さんと一緒に万事屋に着いてると思います』
・・・
神楽
『サド!』
総悟
『チャイナ、そんな慌ててどうしたんだ』
神楽
『雀が、、、』
総悟
『雀が猫に?そいつは面白そ… 大変だ。すぐ行こう』