嫉妬
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雀
(そうだ買い物!)
我に返り、再び買い物を済ませて急いで帰る。
中ほどまで来た時、向こうから土方が走ってくるのが見えた。
雀
『土方さんごめんなさいっ』
土方
『いや、無事ならそれで、、、』
傘も差さず肩で荒く息をして、雀の無事を確認する。
傘差しているのにびしょ濡れだ。
泥だらけだし。
土方
『お前ッ、それ血か!?』
雀
『あ、うん。さっき転んじゃって。それで遅くなっちゃって』
土方
『‥ったく、雨道は滑るから気をつけろよ。ほら、荷物』
右手で荷物を受け取り、左手で雀の手を握る。
雀
『ありがとう。本当に、ごめんね?』
土方
『ああ。けどあんま心配かけんなよ』
雀
『はーい♪』
この日を境に、度を越した嫌がらせをされる事が日常となったのだが、雀は努めて普段通り明るく振る舞っていた。
そんなある日―。
雀
『ん?』
郵便受けに入っていた手紙。
雀宛てだ。
首を傾げながら開く。
入っていたのはメモと地図。
《大事な話がある。此処に来て欲しい。高杉》
雀
(大事な話、、、)
私も、聞きたいことがある。
・・・
雀
(高杉さん、どこだろう、、、)
ヒュ~♪
「うわ、かっわいい」
「一人?こんなトコで何してんの?」
待ち合わせの場所に着き高杉の姿を探していると、ガラの悪い男達が話しかけてきた。
「暇なら俺等と遊ぼうぜ」
グイッ
男は突然雀の腕を取る。
雀
『きゃっ…』
「きゃっだってよ」
「雀ちゃんは声も可愛いんだね~」
雀
(え?名前、何で?)
「驚いた?」
ニヤニヤと顔を覗き込む男達。
雀
(まさか、、、)
「男待ってたんでしょ?残念だけどそいつなら来ねーよ」
雀
『…‥ッ、やだっ、放してっ』
悔しい。
こんな奴らに騙されたなんて。
雀
『やめてっ』
男たちから逃れようと必死に抵抗するが、それも虚しく帯が外された。
「俺らも好きでこんなことするんじゃないんだよ?」
胸を乱暴に触る手。
雀
『いやっ、触らないでっ』
こんなこと慣れっこだったのに。
何の感情も無く、終わるのただ大人しく待っていれば早く済むのに。
今はどうしようもなく嫌だ。
「チッ、しっかり抑えとけ」
雀の体は男たちにしっかり抑えつけられ、次第に身動きがとれなくなっていった。
「どーせ逃げらんねーんだから楽しもうぜ?」
抵抗できない雀の体を男達は好き勝手に触り始める。