乱
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銀時
『俺だけ、、、』
銀時がボソボソ呟く。
総悟
『ん?何ですか旦那。今イイ所なんですが』
銀時
『俺だけちゅーしてないんだけど!』
黙って見てたがもう限界だ。
銀時
『雀が拒否ンないからってお前ら揃いも揃って。遠慮してた俺がバカみてぇじゃねーかッ』
フラストレーション溜まりまくりだ。
総悟は待ってましたとばかりにニヤリと笑う。
総悟
『ああ。それもそうですねェ。じゃあ雀、さっき俺がしたみたいに旦那に飲ませてやったらどうだ?』
!!!
銀時
『あー、うん。それいいな』
雀
『え、、、。く、口移しってこと?』
総悟
『ほら、これ。』
総悟から渡された酒を片手に戸惑う雀。
雀
『本当に飲むの?』
銀時
『飲むッ』
雀
『じゃあ、、、』
酒を口に含み、おずおずと銀時に近付く。
コクン
雀
『、、、ごめんなさい、飲みこんじゃった』
銀時
『お前なぁ』
鼻先が触れる距離まできて、あとほんの数センチ。
銀時
『俺は焦らすのは好きだが焦らされるのは好きじゃねーの。覚えとけ』
言うが早いか雀の腰と項に手を当て強く引き寄せそのまま唇を奪う。
酒の入っていない口内に舌を入れ舐め回すと、酒なのか雀の唾液か、すごく甘い味がした。
銀時
(もっと、、、)
味わいたい。
苦しがっても離さず、さらに深くキスをする。
卑らしく絡む舌。
雀
『ン… んんっ…』
どのくらいそうしていただろう。
土方
『ストップッ。ストーップッ』
銀時
『あぁん?』
雀を支えていた手が緩む。
銀時
『あっ、、、』
腰が砕けてくたくたになった雀は支えを失い、ソファーからずり落ちてペタンと床に崩れた。
土方
『‥ったく、がっつき過ぎだ』
総悟
『そうですよ旦那。一回水でも飲んで落ち着いて下せェ。朝まで持ちやせんよ』
銀時
『そ、そうだな。夜は長いし、、、』
総悟に渡された水を一気に飲む。
身体に沁みる冷たさが心地良い。
総悟
『土方さんも飲んどいた方がいいですぜ』
土方
『ああ』
そこで二人の記憶は途切れた―。
総悟
『、、、酒と一緒だとやっぱ効くな』
銀時と土方は深い眠りについたようだ。
総悟
『雀、立てるか?』
雀は力無く首を横に振る。
足に力が入らない。
雀
『熱くて、痺れて、ぼーっとして。何か、変で、、、』
潤んだ瞳。
荒い吐息。
火照った身体。
総悟
『ああ、それなら大丈夫。俺が責任持って静めてやらァ』
雀の目尻から溢れる涙を優しく拭いながら総悟は妖しく微笑む。
雀
『や‥あぁッ‥んッ♡んーーッ♡んンーーーッ♡』
総悟
『そんなにイイか?‥は‥ッぁ。雀お前‥ッ、最高だ』
二人は外が明るくなるまで熱い夜を過ごすのであった。