乱
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銀時
『で、アイツらのキスは銀さんより良かったのか?』
それを聞いて土方はチャキッと刀を抜いた。
土方
『万事屋テメェやっぱそういう目的で雀を、、、』
銀時
『ちょっ、バカお前呑みすぎだッ。目ぇ据わってンぞ?』
総悟は二人のやり取りなど眼中にない。
総悟
『俺が消毒してやろうか』
人差し指と親指で雀の顎を持ち上げる。
雀
『消毒?』
銀時
『おいおい、抜け駆けはよくないんじゃねーの?なぁ、雀』
雀
『あ‥んッ。銀さ‥ん。ン‥あッ‥』
耳や項に感じる熱い吐息。
ゾクゾクする。
総悟
(こいつは、、、)
目を細めて快感に耐える雀を見て総悟は直感した。
イジメがいがある、と。
土方
『なんて声出してんだ。ほら、そんなとこにいると危ねぇ。こっちこい』
雀を自分の方に引き寄せる。
雀
『だ、だって、銀さんが急に、、、』
銀時
『いや、まさかあんなに良い反応するとは思わなくて』
銀時も自分でやっておきながら驚いた。
銀時
『なぁ、もう一回していい?』
土方
『アホか、駄目に決まってんだろ』
総悟
『土方さんは雀の声もっと聴きたくねーンですか?』
土方
『そ、それは、、、』
三人は顔を見合わせる。
銀時
『んじゃ、行くか』
雀
『どこに?』
銀時
『ウチ。酒買って二次会でもしようぜ』
雀
『じゃあ神楽ちゃん達起こさないと』
銀時
『あ~、いいのいいの。起きるまで寝かせといてくれるって』
雀
『でも、、、』
土方
『近藤さんも一緒だし心配いらねぇよ』
総悟
『ここからは大人の時間、だろ?』
グイッと顔を近付けられ照れた雀は思わず後ずさるが、自分で思っている以上に酔っているらしく足元が覚束ない。
そんな雀の前に土方が背を向けてスッと屈む。
土方
『ほら』
雀
『あ、ありがとうございます』
土方の好意に素直に甘え、ポスッと背中に乗る。
土方
『お前、着痩せするタイプなんだな』
雀
『ご、ごめんなさい。重いよね』
土方
『あーいや、そうじゃなくてその、胸が、、、』
総悟
『ムッツリスケベ』
銀時
『誰よりも下心あるくせにクールぶりやがって。こういうヤローが一番たち悪ィんだ』
土方
(くそ、好き放題言いやがって、、、)
・・・
テーブルを挟んでソファーが二つ。
三人は座る場所を決めるジャンケンを始める。