三.共に生きる覚悟
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「と、いうわけで三人でお邪魔しに来ちゃいました、銀兄。」
爽やかな笑顔で、爽やかな声でそう言って〝万事屋銀ちゃん〟の玄関の前に立つ緋真。
そして後ろには、面倒くさそうな表情を露骨に出している阿伏兎と、なぜか彼女とは違う末恐ろしい笑みを浮かべて立っている神威。
ここに来た理由と、なぜ後ろにその二人を引き連れているかの簡単な説明を今しがた彼女から聞いた銀時は、あまりにも恐ろしい組み合わせの来客に、酷く顔を引き攣らさて固まった。
「銀さん、どーしたんですか?お客さんですか?」
インターホンが鳴ってからしばらく立っても戻ってこない銀時の様子を見に、新八がやってくる。
彼もまた同じように三人の姿を見ては、酷く驚いた顔をして思わず体を後方へと反らす。
「なっ、なっ、なんなんですかぁッッ!なんでよりによってそんな恐ろしい人達を引き連れて訪ねてくるんですか、緋真さんッッ!!」
「あぁ、新八くん!こんにちは。」
「あぁ、えっと、こんにちは。……じゃなくてッッ!!あんた何考えてんですかッッ!あんたの後ろに立ってる二人は宇宙最強で最悪の戦闘民族の海賊、団長とその副団長ですよッッ?!」
「おおおいおい、ってぇと何か?!おめーのポジションは何だよ!さしずめ会計か秘書ってとこかッッ?!海賊に秘書なんて要らねぇだろ!あっ、分かったアレだ!そのエロい格好といい、露骨に女の格好してるといい、みんなのマスコットキャラクター的なあれだよ!」
「い、癒し系キャラってことですよね銀さん!わかります、わかりますよ!だって緋真さん、いかにも大人の女性らしい魅力秘めてるし……って、それ癒し系じゃなくていやらし系じゃねーかッッ!!」
どこからどう突っ込んでもいいか分からぬほどの止まらぬ早さで話す二人に、緋真は思わず苦笑いを浮かべた。
そこでもう一人奥から神威の髪と同じ色をした、神楽がひょっこり顔を出しては、緋真の姿に気づいて喜びのあまり、飛びついた。
「わっ……!か、神楽ちゃん!」
「緋真姉ちゃん!会いたかったアルッッ!」
神楽の直球な甘え方があまりにも可愛らしく感じ、緋真は思わず頬を染める。
それを見た神威が突然、神楽の頭を鷲掴みにして緋真から引き離そうと力を込めた。
「緋真から離れろよ、神楽」
「あだだだッッ!何するアル神威!お前もいたアルかッッ!」
無言で力較べを始める兄妹を見て、阿伏兎は早くも頭を抱えたのだった。
爽やかな笑顔で、爽やかな声でそう言って〝万事屋銀ちゃん〟の玄関の前に立つ緋真。
そして後ろには、面倒くさそうな表情を露骨に出している阿伏兎と、なぜか彼女とは違う末恐ろしい笑みを浮かべて立っている神威。
ここに来た理由と、なぜ後ろにその二人を引き連れているかの簡単な説明を今しがた彼女から聞いた銀時は、あまりにも恐ろしい組み合わせの来客に、酷く顔を引き攣らさて固まった。
「銀さん、どーしたんですか?お客さんですか?」
インターホンが鳴ってからしばらく立っても戻ってこない銀時の様子を見に、新八がやってくる。
彼もまた同じように三人の姿を見ては、酷く驚いた顔をして思わず体を後方へと反らす。
「なっ、なっ、なんなんですかぁッッ!なんでよりによってそんな恐ろしい人達を引き連れて訪ねてくるんですか、緋真さんッッ!!」
「あぁ、新八くん!こんにちは。」
「あぁ、えっと、こんにちは。……じゃなくてッッ!!あんた何考えてんですかッッ!あんたの後ろに立ってる二人は宇宙最強で最悪の戦闘民族の海賊、団長とその副団長ですよッッ?!」
「おおおいおい、ってぇと何か?!おめーのポジションは何だよ!さしずめ会計か秘書ってとこかッッ?!海賊に秘書なんて要らねぇだろ!あっ、分かったアレだ!そのエロい格好といい、露骨に女の格好してるといい、みんなのマスコットキャラクター的なあれだよ!」
「い、癒し系キャラってことですよね銀さん!わかります、わかりますよ!だって緋真さん、いかにも大人の女性らしい魅力秘めてるし……って、それ癒し系じゃなくていやらし系じゃねーかッッ!!」
どこからどう突っ込んでもいいか分からぬほどの止まらぬ早さで話す二人に、緋真は思わず苦笑いを浮かべた。
そこでもう一人奥から神威の髪と同じ色をした、神楽がひょっこり顔を出しては、緋真の姿に気づいて喜びのあまり、飛びついた。
「わっ……!か、神楽ちゃん!」
「緋真姉ちゃん!会いたかったアルッッ!」
神楽の直球な甘え方があまりにも可愛らしく感じ、緋真は思わず頬を染める。
それを見た神威が突然、神楽の頭を鷲掴みにして緋真から引き離そうと力を込めた。
「緋真から離れろよ、神楽」
「あだだだッッ!何するアル神威!お前もいたアルかッッ!」
無言で力較べを始める兄妹を見て、阿伏兎は早くも頭を抱えたのだった。