1.序奏
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name changeお好きなお名前をどうぞ!
※下の名前は男女共用できる名前を付けるとストーリーがしっくりきます💦
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「ぎ、銀さん!本当に引き受けちゃってよかったんですか?!」
「やっぱりどう考えてもおかしいアル!あいつら絶対何か裏アルネ!」
「まぁ、確かにそうかもしれん。だがもしこの女があいつらから逃げ出したくてこのかぶき町で怯えているなら、それはそれで助けてやるのも俺たちの仕事なんじゃねーのか?」
「た、確かに!それもそうですよね!」
「そう思うと、私も燃えてきたアル!怯えてるこの人を早く探して安心させてアゲルネ!」
「いやまだそうと決まったわけじゃないから、神楽ちゃん。」
新八と神楽が各々で闘志を燃やしている中、銀時は未だに手に持っていた女性の写真を見て、彼らに聞こえない程の小さな声で呟いた。
「…レイ、か。本当に別人なのか…?」
遠い遠い記憶の中。自分がまだ日々闘いに明け暮れていたころ。この写真とよく似た男が一人いた。緑がかった艶のある綺麗な髪を一つに束ね、よく女性に見間違えられる事も多く、侍とは思えぬ程の細くか弱そうな体つき。それでも剣を取れば自分の背中を預けられる程の強者だった。
この写真を見る限り、〝アイツ〟とうり二つだ。もし血のつながった家族で、それが天人に振り回されて巻き込まれていたのであれば、目の前で奴の死を見届けた俺は、この子を全力で護らなければいけない。
銀時は心の中で密かにそう近い、ゆっくりと立ち上がり町へと向かうのであった。