二.真選組×万事屋編
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大方天人達を片付けた刹那と銀時は、肩に刀を担いで一息ついた。
「ふぅ、久しぶりに本気出すと疲れるなぁ」
「おい、刹那。まだ気ぃ抜くんじゃねぇぞ。あいつら透明化することしか脳がねぇからな。どっかで息潜めてるかもしれねぇ」
「んなこと分かってるよ。ただ、時間かけてる暇はねぇ」
刹那は後方にて観戦している沖田の容態が気になって仕方がなかった。
早くここを片付けて、彼を手当しなければ。
そう思った矢先、新たな天人が姿を表した。
「ほぅ、これは派手にやってくれたな。」
「それはこちらのセリフだ。派手に町を荒らしやがって。」
上から下まで黒い服を纏い、頭にはシルクハットを被っている。
一見人間にも見えなくはないが、シルクハットから僅かに見える顔の肌の色がそれを否定していた。
青白く、陽の光を浴びたことの無いような肌に、硬そうな皮膚。
刹那は奴を見つつも、刀を鞘に戻した。
「まさかたった二人の人間にここまでやられるとは、少々計算外だったよ。1度体制を立て直すとしよう」
「そのまま逃がすとでも?」
「えぇ。今回のところは身を引きます。貴方だって、それを望んでいるでしょう。」
「…」
丁寧な言葉で話す天人に、刹那は嫌悪感を抱いた。
その男に同行してきた奴らは、すぐ様引き連れてきた仲間に天人たちを回収させ、2人に背を向けた。
「おい、テメェら一体何を考えてる」
次に男に声をかけたのは銀時だった。
「まぁ、いずれ分かりますよ。」
余裕の笑みを浮かべては、御機嫌ようと告げて姿を消した。
「フフフ、それにしても美味しそうな血をしていますねぇあなた。今度ぜひ、それをご馳走させてください」
「…てめぇなんざにやる血は一滴もねぇよ」
刹那はそう言って、沖田の方へ歩み始めた。