初月の少女
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銀時は1人静かに外を眺めてぼーっとしていた。
「…………」
「おい銀時!起きろ!!」
「…………」
「ヅラァ、無駄だぜ、コイツさっきから何言っても反応しねェ、とうとう脳みそまで駄目になっちまった」
「ヅラじゃない桂だ!」
「っってめェ高杉今なんて言った!!あ?!」
「銀時ィ!何故俺の時には反応してくれないんだ?」
「うるせぇな、俺は今ぼーっとしてる一時を楽しんでんの、お前らと違って大人だから」
そう言うと鼻くそをほじっていた手を高杉と桂に付けた。
「「………銀時ィィィィイ!!」」
そして喧嘩が始まった。。。
「みなさん、ほら静かにして下さい。」
松陽が入ってくると桂と高杉は席に着いた
松陽の後ろにはボブの女の子がいた
((誰だあれ、可愛い……!!))
桂と高杉はそんなことを考える。
銀時は彼女のことを少し頬を染め見つめていた。
「今日からみんなと一緒に勉強することになりました。さあ、自己紹介してください」
『月野杏子です!よっ、よろしくお願いします!』
とても綺麗な顔立ちのため
部屋のみんなが杏子に釘付けとなった。
杏子は自己紹介をすると部屋全体を見回し銀時を探す。
「杏子ー!!!」
銀時は杏子に手を振る。
『銀ちゃん!!』
知り合いを見つけて安心したのか嬉しそうに微笑む杏子。その微笑みに銀時はだけでなく誰もが顔を真っ赤に染めた。
「じゃあ杏子は銀時の横に座ってください」
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場は変え道場
「そうか銀時!お前ここ二日間夜にどこを彷徨っているかと思えばまさか杏子殿と知り合っていたのだな!そして2人で猫を助けて猫の国に行っていたのか?ムタさんに会って案内してもらったのか?!」」
「合ってるけど合ってねーよ!!」
「俺も行ってにゃんにゃんしたかったんだぞ!」
「知らねーよ!!そもそもなに的外れなこと言ってんの?!おい高杉、このバカなんとかしろ」
「おい銀時、お前あの女に惚れたろ」
場の空気を変えるようにそう言うと竹刀を銀時に向ける高杉。
「友とて抜け駆けは許さんぞ」
さっきとは裏腹に
銀時と高杉に竹刀を向ける桂。
「あ゛?めんどくせェな。なに?嫉妬?銀さん取られんのそんな悲しいんですか?男の嫉妬はやだね〜これだからモテる男は辛いな〜」
銀時は鼻をほじりながら竹刀を肩に担ぎそう言った。
その一言で2人の頭には怒りマークが浮かんだ。
「「誰がお前/貴様なんか!!!」」
竹刀が銀時に降りかかる、銀時も竹刀を振りかざす__________ドゴッッ
竹刀の痛さではない、もっと痛いものが3人の頭に降り注いだ。
「「「いっってェェ!!!!」」」
「3人とも何やってるんですか?」
そう言うのは松陽だった。隣には杏子もいる。
「よお!杏子も剣術やんのか?俺はこの道場でNo.1だか……」
言い切る前に高杉が銀時を倒す
「俺は高杉晋助だ。よろし……」
次は高杉が言い切り前に桂が高杉を倒す
「俺は桂小太郎だ。よろしくな!!!」
「「てめェヅラ、よくも!!」」
「ヅラじゃない桂だ!!」
『よろしくね!』
この光景に少し驚く杏子だったが笑顔で挨拶をした。
(((か、可愛い////)))
そんな杏子の笑顔に3人の顔が真っ赤になったのは言うまでもない。