虎と黒豹と猫
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
小夜「あれ?それだけ?」
青峰「あ?バスケ部の連中だけなんだからこれで足りてるだろ?」
小夜「桜井くんと桃井ちゃんには別で渡しなさいよ。二人にはお世話になってるんだから」
青峰「なってねーよ」
小夜「傍から見てたらすごくなってるよ!」
青峰「はいはい」
小夜「ちゃんと選びなよ」
青峰「へーへー」
***
小夜「あれ?大我くんはもう買ったんじゃなかったっけ?」
火神「おう、でもタツヤとアレックスにもなんか買って送ろうかなって思ってさ」
小夜「……」
火神「ん?どうした?」
小夜「お姉さん感動した…!」
火神「は!?」
小夜「よくできた息子を持って幸せだわ…」
火神「オレはお前の息子じゃねぇけどな」
***
火神「あー…でも何買ったらいいんだろうな」
小夜「辰也くんにはお菓子はどうかな?辰也くん自身がお菓子食べてるイメージあんまりないけど、紫原くんもいるし、陽泉の人達とみんなで食べてくれるかもだし」
火神「そうだな。お菓子にするか」
小夜「アレックスさんにはこのゆるキャラのくまさんを…!」
***
火神「ん?お前のカゴにもそのくまのデカいぬいぐるみ入ってんじゃねぇか。自分の分か?」
小夜「ううん、アレックスさんに!」
火神「は?」
小夜「アレックスさんに送る!」
火神「アレックスにそんな趣味な──」
小夜「私からって言ったら大切にしてくれる!」
火神「まぁ、そこは否定しねぇよ…」
***
青峰「おい、土産買うのに何分かかってるんだよ…ってお前買いすぎだろ、どんだけ買ってんだよ」
小夜「んーと…会社と友達と黒子くんと桃井ちゃんと黄瀬くんと──」
青峰「あいつらにも買ってんのかよ」
小夜「うん!いつも仲良くしてもらってるし!これは2号に!」
青峰「2号にも買ってんのかよ」
***
小夜「よし、これで全部買ったかな?」
火神「すげぇ量だな…来たときの倍くらい荷物増えてんじゃねぇか?」
小夜「ほんとだ…ちょっと買いすぎたかな?でもそれだけいろんな人にお世話になって生きてるんだなーって思うとなんかちょっと嬉しいな」
火神「…そうだな」