虎と黒豹と猫
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青峰「なんか普通だな」
小夜「なにが?」
青峰「お前に限ったことじゃねぇけど、女の運転ってもっと危なっかしいものかと思ってたわ」
小夜「おい、偏見」
青峰「前見ろ、前!」
***
小夜「……」
青峰「……」
火神「……」
青峰「おい、てめぇ、あんまりじろじろ見んじゃねーよ」
火神「お前のことなんか見てねーだろ」
青峰「オレのことじゃねぇよ、コイツを見んなって話だよ」
火神「オレがなに見てようがオマエには関係ねぇだろ」
小夜「ごめん、大我くん。あれだけ見られるとさすがに気になる」
***
青峰「おい」
火神「信号、青だぞ」
小夜「は!ごめん、ぼーっとしてた」
青峰「おいおい、二人分の命預かってんだぞ。しっかりしろよ」
小夜「いや、大我くんと大輝のどっちの助手席に乗るのがいいかなーって考えてたんだけど…」
火神「で、どっちなんだよ」
小夜「なんか二人とも荒っぽそうだから自分で運転するわ」
***
青峰「んだよ、結局そういうオチかよ」
小夜「だって普段の態度考えたらそうなるって。あ、でも黄瀬くんとか運転上手そうだよね」
青峰「どうだろうな」
小夜「緑間くんとかは慎重になりすぎて、なかなか右折できなさそうかなー」
火神「ぶっ!」
青峰「ツボに入ったな」
小夜「大我くんって時々すごく想像力豊かだよね」
***
小夜「紫原くんは運転しながらお菓子食べてぽろぼろこぼしそうだから、乗せてあげたくない。赤司くんは横入りとかされたら豹変しそうで怖い。ということで私は黒子くんの助手席にしか乗りません」
青峰「結局テツの一人勝ちかよ」
火神「お前黒子に甘すぎなんだよ」
***
青峰「あれ?でも黄瀬の運転は誉めてたじゃねぇか。それでもテツのにしか乗られねぇのかよ」
小夜「うーん…だって黄瀬くんの助手席に乗っちゃったら、次の日の夜道とかで誰かに刺されちゃいそうだから、嫌、かな」
青峰「ぶっ!」
火神「なんやかんやでお前もよく吹き出すよな」