その光の傍らで
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大切な人の大切な日
どうせなら彼が一番喜ぶものを
私からプレゼントしたくて
何がいいかすごく悩んだけど
彼によく似たあの人が言うのだから
きっとこれが一番なんだよね──
《おまけはどちらか》
「本当にそれでいいんですか、白露さん」
「いいの。青峰くんがあんなに自信満々で言うんだもん、きっと大丈夫」
「その根拠のない無駄な自信を持てる君を、ボクは尊敬します」
「ありがと」
そう黒子くんと会話をしたのは数時間前。
その後着替えてメイクをし直して今に至る。
さて、目的地は一つ。
火神くんの家。
今日は火神くんの誕生日。
誠凛バスケ部のみんなでお祝いをすることにはした。
ハプニングも色々あったりしたけれど、大成功だったと思う。
火神くんもまんざらじゃない様子だったし。
だけど、私は個人として火神くんの誕生日をお祝いしたいのだ。
みんなと一緒、じゃなく。
だって私は。
だって私は、火神くんの彼女だから──