虎と黒豹と猫
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火神「…はよー」
小夜「ぷっ!」
青峰「ぶっ!」
火神「なんだよ!二人して吹き出して!」
小夜「だ、だって…ねぇ?」
青峰「くっ…吹き出さずにはいられねぇだろ」
火神「?」
小夜「目、真っ赤だよ?もしかして大我くんも楽しみすぎて寝られなかった?」
火神「べ、別にいーだろ!」
***
青峰「なんだ、にやにやして気持ち悪ぃ」
小夜「にこにこと言って」
火神「でもほんとにどうしたんだよ?」
小夜「うんー?なんだかんだで二人とも旅行楽しみにしててくれたんだなって思って、お姉さん嬉しい!」
青峰「はいはい。一番楽しみにしてたのはテメーだけどな」
小夜「そのとおり!ってことでしゅっぱーつ!」
***
火神「ほら、荷物貸せ。オレが持つ」
小夜「いいよ、キャリーケースだし引っ張るだけだから」
青峰「持つっつってんだから持たせてやりゃいいだろ」
小夜「でもほとんど私の荷物なのに…」
青峰「前を見ろ、前を」
小夜「あー…」
青峰「あの階段、これ担いで上れんのかよ」
小夜「…お願いします」
火神「おー」
***
小夜「さぁ、座席の順番をくじで決めましょうか!」
青峰「は?お前が真ん中に座るに決まってんだろ。で、オレが窓際」
小夜「えー!私だって窓際座りたい!大我くんだって窓際がいいよね!?」
火神「オレは別にどっちでも─」
小夜「……」
火神「…オレも窓際で」
***
小夜「ということでくじを─」
青峰「待て、考えてもみろ。190オーバーの男二人が並んでぎゅーぎゅーで座ってたら気持ち悪いだろうが」
小夜「そう?」
青峰「…お前の感覚は狂ってんだよ」
小夜「おい、失礼だな。ま、でも“ぎゅーぎゅー”に免じて許してあげよう」
青峰「は?」
***
青峰「ふわぁーぁ」
小夜「なんか大輝新幹線に乗るの、馴れた感じするね。もっとそわそわわくわくしたりするのかと思ってたから、ちょっと意外かも」
青峰「だからガキ扱いすんな。まぁ中学のときに部活で何回か乗ってるからな」
小夜「ふーん」
火神「な!車内販売ってあんのか?」
小夜「こういうの期待してた」