その光の傍らで
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特に卑怯な手を使った記憶はないんだけど。
というか真正面から突撃して撃沈した感が否めないのだけど。
何をどう解釈すれば、私が反則になるというのだろう。
私の疑問にすぐ答えは返ってこなかった。
ややあってから、肩口にから小さく声がした。
消え入りそうなくらいのか細い声。
「か、可愛すぎて……反則だって言ってんだよ」
「~~~っ!」
まさか火神くんの口から“可愛い”なんて言葉が紡がれるなんて思いもしなかった。
さすがに私もバカじゃない。
今火神くんの唇から溢れた“可愛い”が自分に向けて言われたことくらいは理解できる。
だけど。
恥ずかしすぎて死んでしまいそうだ。
必死に火神くんの腕から逃れようとするけれど、私の力では到底敵いそうもない。
少しの間抵抗したけれど、無駄な努力だと悟って潔く諦めた。
身体から力を抜けば、火神くんも腕の力を緩めて私を真っ直ぐに見下ろした。
