束の間の夢と永遠の夢
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それはアーロンであったり、名前も知らない紫のフードを被った男の子であったり。
そしてティーダだったり。
今の私が心の底から笑えているのは、きっと彼らのお陰。
今アーロンとは連絡が取れなくて寂しいけれど、アーロンはアーロンで元気にやってるんじゃないかな。
私が心配するまでもない、と思う。
ティーダが側に居てくれるから、私は大丈夫。
泣きたくなったら一緒に泣いてくれるし、笑う時はいつも隣に居る。
それだけで、私は本当に満たされているから。
「あとちょっとで完成だし、頑張るか…」
ティーダに渡す為に作っている御守り。
フェルトで作っているからすごく不格好。
おまけに私は裁縫が超がつく程苦手だから最悪だ。
でも、どうしても渡したいんだ。
日頃の感謝と、私の思いを込めて。
きっと、ティーダは受け取ってくれると思うんだ。
どんな出来の御守りが出来たとしても、笑って受け取ってくれる。
そして肌身離さず大切に持っていてくれる。
ティーダは優しいから。
きっとそうしてくれる。
でも、それじゃあ私が嫌なの──
