束の間の夢と永遠の夢
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私に気が付くと、ユウナが手を振った。
ルールーは相変わらず呆れたままだ。
「リュックじゃないけど、本当に珍しいね。ノエルが海で遊びたいって言うなんて」
「もう、ユウナまで……私だってたまには遊びたくなる事もあるよ」
「ほどほどにしなさいね。遊び過ぎて疲れて歩けなくなっても知らないわよ」
「……はーい」
いつでも手厳しいルールーに言われて、私は子供のように返事をした。
たまには、いいじゃない。
今日一日だけ。
明日からはまた、シンを倒して永遠のナギ節を迎えられる方法をちゃんと考えるからさ。
海には入らないと言った二人と別れ、私はリュックとティーダの待つ海へ向かった。
ワッカはまだ怪我の状態が良くないから、近くで情報収集をする、とか言ってたかな。
アーロンは…知らない。
どこかで涼んでいるんじゃないかな。
でもアーロンに反対されなくて、本当に良かった。
もしもアーロンが駄目だ、なんて言い出したら、例え全員が賛成してくれていたとしてもその選択は白紙に戻る。
下手すれば却下、なんて事も十分に有り得たのだ。