束の間の夢と永遠の夢
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まるで人魚みたい
その話を始めて聞いた時
私はそう思ったの
なれるなら私もなりたいって
私はそう思ったの
だから君は、私の憧れなんだ──
《私の人魚姫》
今日はみんなを海に連れ出す事にした。
シンを倒さなくちゃいけないのは分かってる。
でも、たまには息抜きも必要、でしょう?
本当はルカのスフィアプールで泳いでみたかったんだけど、そんな我儘は言っていられない。
「海だー!!ノエルもたまには良いこと言うねー♪」
「……たまには?」
「ううん!!いつもいつも!!」
久し振りの海に、リュックはかなり興奮しているようだった。
水着も持参して準備万端だった。
ユウナはそれを笑顔で見守り、ルールーは呆れ顔で見詰めていた。
そんな二人に私は駆け寄る。
私の我儘に突き合わせる事になってしまって、申し訳ないと思ったからだ。
「ユウナ!!ルールー!!」