眠れる獅子と星の雫
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どうやらスコールは私のことを心配して探してくれていたらしい。
仲間に、いや恋人に対して心配をかけてしまうとは情けない。
昔の私なら、こんなに戦うことに対して臆病になることなんてなかったのに。
きっと昔の私には失うものがなかったから。
だから捨て身で何度も特攻することが出来た。
でも、今はあまりにも大切なものが、なくしたくないものが増えすぎてしまった。
私の両手では守りきれないのではないかと思ってしまうくらいに。
「スコール……ごめん」
顔を埋めたままで言えば、スコールは静かに私のすぐ傍に腰を下ろした。
「何を謝っているのか分かっているのか?」
「……心配かけてごめん」
「……俺達は、俺は、頼ってもらえないことに苛立ちを感じている」
「スコール……」
「俺達のこと、信じられないか?」
「……」
即答出来ない自分が悔しい。
みんなことはもちろん信じている。
でも、私の内の感情を吐露することで、みんなを困らせてしまうことが嫌なのだ。
