眠れる獅子と星の雫
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私が今片思い中の相手。
彼は私の気持ちになんて、全く気付いてない。
ただの“オトモダチ”──
嬉しいやら悲しいやら。
複雑な感情を持て余したまま、私は通話ボタンを押した。
「はい」
『あ、シンティア?俺だ、ゼルだ。なぁ、お前今暇だったりしないか?』
「……」
今はただベッドに寝転がってだらだらしていただけだった。
確かに暇か、と聞かれれば暇な訳だけれど。
逢いたいか逢いたくないかと聞かれれば、それは勿論逢いたい訳で。
でも、何故今、何故私何だろう。
私の秘めたる気持ちに気付かない彼はいつも、とても残酷だ。
それでも私は彼の事が好きなのだ。
『おーい、シンティア?聞いてんのか?』
「聞いてる。それで?何処へ行けばいいの?」
『さっすがシンティア!!やっぱり持つべきものは優しい“友達”だよな~。じゃあ、そうだな…じゃあ秘密の場所に集合で』
「…分かった。それじゃあ今から向かうから」
『おう、後でな』
