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こばむ「お茶子ちゃんから聞いたよー。勝己くん、お料理も上手なんだって?」
爆豪「(あの丸顔また余計なことを……)別に普通だわ」
こばむ「そっか、普通、か。料理、あまり得意じゃないけど今日は私が頑張るから、ちょっと待っててね」
爆豪「……っす」
***
爆豪「皿貸せや」
こばむ「なになに?よそってくれるの?」
爆豪「てめェは自分で取らせたら好きなもんしか食わねぇからな」
こばむ「そんなことないよー。あ、田作りはいらない」
爆豪「食え」
こばむ「数の子も昆布巻き──」
爆豪「食え」
こばむ「お雑煮おかわり!」
爆豪「それ全部食ったらな!」
***
こばむ「あれ?爆豪くん?」
爆豪「新年早々風邪引くとかアホなんか?どうせ年越しのときに炬燵でうたた寝てもしたんだろ」
こばむ「う……お正月から痛いとこついてくるね。うつっちゃいけないから帰った方がいいよ?来てくれたのは嬉しいけど……」
爆豪「対策はちゃんとしてきたわ。ちゃんと治るまで面倒見倒したるから覚悟しとけや」
***
こばむ「次いつ帰ってくるの?」
爆豪「気が向いたらな」
こばむ「来週?」
爆豪「そんな簡単に外出許可取れるわけねぇだろが。ちったぁ考えろや」
こばむ「寂しくて死ぬ」
爆豪「……」
こばむ「かっちゃん、優しくなったね」
爆豪「ハァ!?何言っとんだ、てめェは」
こばむ「じゃあ死ねやって言わなくなった!」
爆豪「てめェには言ったことねぇわ」
こばむ「……そうだっけ?」
***
こばむ「あ、また割れた」
爆豪「ア?」
こばむ「爪。最近演習中にぶつけてるのかよく割っちゃうんだよね」
爆豪「……んだよ、その爪は」
こばむ「ん?まぁでもヒーローの爪は別にピカピカでなくても困らないし!むしろそこに気を遣う暇があるなら──」
爆豪「ヒーローの前にてめェは“女”だろうが。最低限は小綺麗にしとけや!ちょっと来い」
こばむ「え?は?ちょっと、爆豪くん、どこ行くの!?」