#hrakプラス
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
轟「お前、高い所に登るの好きだよな。何か理由でもあんのか?」
こばむ「んー……高い所に登るとさ、空が近くなるでしょ?こうやって手を伸ばすと空に届きそうな気がしてこない?」
轟「……そう……だな?」
こばむ「あ、全然思ってないな!」
轟「……そんなことは……ない」
***
轟「お。どうした?」
こばむ「飛行機飛んでる間、手を握っていてもらってもいいですか?」
轟「構わねぇけど……お前、飛行機苦手だったのか?」
こばむ「鉄の塊が空飛ぶとか信じられない、意味わからない」
轟「(今度から移動は飛行機にしてもらおう)」
***
こばむ「……はぁ─む、むぐっ」
轟「あ、悪ぃ。大丈夫か?」
こばむ「大丈夫……でもびっくりしたよ、いきなり口塞がれるんだもん!」
轟「溜息をつくと幸せが逃げるって聞いたから…お前の幸せが逃げたら困ると思って」
こばむ「あ、ありがとう……」
***
轟「大丈夫か!?なんかすげえ音したぞ!?」
こばむ「大丈夫……空飛ぶ夢見てたんだけど、夢の中で墜落したらベッドからも落ちた……」
轟「ちょっと触るぞ」
こばむ「うん」
轟「たんこぶできてんな……しばらくこのまま冷やすか」
こばむ「うう……朝からごめん」
轟「気にするな、でも大したことなさそうで良かった」
***
轟「はぁ……んぐ」
こばむ「……こないだのお返しです」
轟「こないだの……ああ、溜息つくと幸せが逃げるってやつか。根に持ってたのか?」
こばむ「そうじゃない……轟くんの幸せも逃げたら困るなって思って」
轟「俺の幸せは逃げてねえみたいだから大丈夫だ」