#hrakプラス
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
轟「なんか……お前の作ったクッキーだけ少なくねぇか?」
こばむ「そんなことないと思うけど……みんな同じくらいの量作ったし」
轟「俺の前に誰かにやったか?」
こばむ「あ、爆豪くんにあげたよ」
轟「俺と同じような話したか?」
こばむ「うん、爆豪くんには私がどれ作ったかすぐばれたの!なんでわかったんだろ?」
轟「……」
こばむ「え?轟くんなんか怒ってる?」
轟「……怒ってねえ」
***
こばむ「轟くん、はい」
轟「お。ありがとう」
こばむ「……」
轟「……」
こばむ「ご、ごめん、そのチ〇ルチョコおまけだから!ほんとはこっちだから!」
轟「そうなのか?」
こばむ「……あれ?怒ってたんじゃないの?」
轟「いや、これ初めて見るからなんだろうと思って」
こばむ「(そっちか……!)」
***
こばむ「うへぇ……さすが轟くん、すごい量……」
轟「そうなのか?」
こばむ「うん、すごいと思う。見て、あそこの隅から轟くんをすごく恨めしそうな目で見ている峰田くんを……!」
轟「……でも、貰いたかったやつからは貰えてねえから」
こばむ「そうなの!?それは残念だね……」
轟「……」
こばむ「あ、寮まで持ってくの手伝うよ」
轟「わりぃな」
こばむ「ううん、気にしないで……渡したいもの、あるし」
轟「ん?」
こばむ「なんでもない!さ、帰ろ!」
***
冷「あら、焦凍。今日はなんだか機嫌が良いわね」
轟「そうか?……いや、そうかもしれない」
冷「学校で何かいいことあった?」
轟「いつも話してるやついるだろ?あいつからバレンタインのチョコ貰ったんだ、手作りの」
冷「そう……よかったわね」
轟「うん。来月何を返したら、あいつ喜ぶかな?」
冷「それはおまえが考えなさい。彼女のことをたくさん考えて、彼女のために選びなさい」
轟「……わかった、そうする」
***
こばむ「!?と、轟くん、どうしたの、それ!?」
轟「ああ、今朝学校に来る途中に個性事故に巻き込まれてこうなった」
こばむ「猫耳……じゃなくて、身体は何ともないの?」
轟「ああ、平気だ。頭に違和感がある以外は特になんともない」
こばむ「……」
轟「触るか?」
こばむ「いいの!?」