#819プラス
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
悠「……」
赤葦「……」
悠「……」
赤葦「海老、ですか?」
悠「!」
赤葦「あたり?」
悠「うん」
赤葦「殻とか外すの苦手ならやりましょうか?」
悠「いいの?」
赤葦「はい。とりあえず一尾でいいですか?」
悠「うん!殻も外せないとか子供だなって思ってる?」
赤葦「いえ。可愛いなとは思いますけど」
***
悠「何をお願いしたの?」
赤葦「悠さんとずっと一緒にいられるようにお願いしました」
悠「ぐ……赤葦くん、たまにド直球投げてくるよね」
赤葦「?」
悠「部活のこととかはお願いしなくてよかったの?」
赤葦「部活は自分の練習次第だと思うので」
悠「私のことも赤葦くん次第では?」
赤葦「……俺の力でどうにもならないときに助けてもらいたくて」
***
赤葦「助かったよ、ありがとう」
悠「いえ。大凶でよかったです」
赤葦「いや、大凶はよくはないだろ」
悠「私、あまり占いとか信じないので」
赤葦「……そう」
悠「赤葦先輩、いつも木兎先輩のことを気にかけてらして大変そうだなって思っていたので、少しでもお役に立ててよかったです」
赤葦「(後輩の鏡……!)」
木葉「赤葦、泣いてるのか?」
赤葦「泣いてません!」
***
悠「明日から仕事とか嫌だ……なんで休みの日はこんなにも早く過ぎていくの」
赤葦「充実してるからじゃないですか?」
悠「そうだけどー……」
赤葦「俺はあと二日休みですから」
悠「何それ、自慢?赤葦くんひどい」
赤葦「休みですから、仕事終わり、迎えに行きます。それなら頑張れますか、仕事?」
***
赤葦「こんな感じでどうですか?」
悠「わー、ありがとう!赤葦くんも上手だね!もしかしてバレーやってる人って爪を整えるのみんな上手なのかなー?」
赤葦「……“も”?」
悠「前に黒尾くんがね、研磨くんのをやるついでだからってやってく
れたの」
赤葦「……」
悠「あ……れ?なんか怒ってる?」
赤葦「いえ、特には」
悠「(めっちゃ怒ってる!)」