最初で最後の君との約束
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梨紅「…はぁ」
姫条「どないしたん?手帳見ながら溜め息なんてついて──!」
梨紅「わ!わ!わ!見ちゃだめ!」
姫条「もう見てしもた。アカン、ほんま梨紅は可愛いなー!オレの誕生日の日に赤い花丸つけてくれてるとか、めっちゃ嬉しいわ!(ぎゅー!)」
梨紅「い、痛い、痛い!首絞まってるよ!」
***
梨紅「ね、そろそろ離して?誰か来たら…」
姫条「梨紅…なぁ、自分最近ちゃんと飯食うてるか?」
梨紅「?食べてる、けど」
姫条「ホンマかー?なんか前に抱き締めた時よりも心なしか細くなってるような…」
梨紅「……」
姫条「な、なんやその目。オレは梨紅のことを心配して言うてるんやで?」
梨紅「…ありがと」
***
姫条「せや、6月18日花丸つけてくれとるっちゅうことは、予定空けてくれてるんやろ?」
梨紅「あ…うん」
姫条「よっしゃ、ほんならその日はオレの手料理ふるまったろ!」
梨紅「え?だってその日はまどかくんの誕生日で、むしろ私がふるまうべきで──」
姫条「ええねん、ええねん!オレがそうしたいんやから」
***
梨紅「でも…!」
姫条「自分がオレを祝おうとしてくれてるのは素直に嬉しいで?でも誕生日って貰うばっかりじゃなくてもええと思わん?好きな人と一緒におれて、幸せな気持ちになる…それだけでオレは十分や」
梨紅「まどかくん…」
姫条「あ、その代わり昼間のデートと夕食の買い出しには付き合ってもらうで♪」
梨紅「……」
姫条「なんや、そのキラキラした目は?あ、もしかして今のかっこええ台詞でホレ直した?」
梨紅「……」
姫条「…すいません。余計なこと言いました」
梨紅「ふふ、でもまどかくんがそんなこと言うなんてちょっと意外で格好良かったかも」
姫条「意外は余計やっちゅうねん!」
藤井「はいはい、そこー!教室内でいちゃつかないー!」