最初で最後の君との約束
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気が付けば放課後。
授業は…一応出ていたけど、ほとんど寝ていた。
いや、ほとんどというか全部寝ていた気がする。
時折意識が浮上して。
[#dn=1#]の顔をちらり、と見てみれば、らしくもなく“心ここにあらず”という感じだった。
ノートも取らずに窓の外をぼんやりと見つめたまま。
昼休みの終わりに会った時も様子がおかしかった。
それが関係しているんだろうか。
放課後も屋上で寝て過ごして。
今はもう七時前だ。
部活動をしている生徒の声はまだまだ聞こえているが、それ以外の生徒の姿は見当たらない。
一旦教室に戻って鞄を取った俺は、その足で下駄箱へ向かう。
そして起こる、デジャヴ。
一瞬、まだ夢を見ているのかとも思った。
あまりにも一度見た情景と、今目に映る光景の一致点が多すぎて。
でも、これは夢じゃない。
あの時の空は真っ青な快晴。
今は星の瞬く夜空。
確実に時間は経過している。
それに確かな相違点が存在していた。
それは、[#dn=1#]の手に握り締められた細長い紙切れ──
