最初で最後の君との約束
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もうどうにでもなれ、だ。
そんな事を考えながら葉月くんの返答を待つ。
悩んでいるのか、なかなか答えが帰ってこない。
ややあってから、葉月くんの声が聞こえた。
「別に、構わない。今日、バイトだから。お前の家まで送ってやる」
想定外…いや、想定以上の答えが返ってきた。
衝撃の内容に、私は葉月くんの瞳を見つめたまま、つい息をするのを忘れてしまった。
「…[#dn=2#]?大丈夫か?」
葉月くんの声に私ははっ、と我に返る。
そうだよ、家まで送ってもらうって言ったって、葉月くんにとってはあくまで“ついで”なんだよ。
それなのに思いっきり動揺してどうするんだ、私。
私は無理矢理に笑顔を取り繕う。
いや、心からの笑み、かも知れない。
だって葉月くんと一緒に帰る事が出来て、剰え家まで送ってもらえるのだから。
「家まで送ってもらえるのはすごく嬉しいけど、葉月くんは大丈夫?バイト、遅れたりしない?」
「大丈夫、だと思う。もう随分遅刻してるし」
「え!?」
今時点で既に随分遅刻、ってすごくまずいんじゃなかろうか。
