最初で最後の君との約束
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
知りたいと願うなら、自分から関わりを持たなければいけない。
この人になら話してもいいと、思ってもらわなくちゃいけないんだ。
「葉月くんっ」
その先の話題なんて全く考えないまま、私は彼の名を呼んだ。
心臓の音が煩い。
まるでスピーカーから大音量で自分の心音を聞かされているみたいだ。
葉月くんの動きがやけにスローモーションに見える。
私を振り返るその動作が、コマ送りで見えて何だか不思議だ。
葉月くんは歩くのを止め、私を待ってくれている…ように見える。
勝手な解釈かも知れないけれど、私は駆け足で彼の元へ向かった。
「…[#dn=2#]……?」
「お疲れ様。今、帰り?」
見れば分かるじゃないか、そんな事。
どうしてもっと気の利いた事を聞けないかな、私。
自分自身にツッコミをいれながら、あくまでも表情は笑顔を取り繕う。
葉月くんは私の瞳を真っ直ぐに見つめ、ややあってから私の質問に対しての答えを返す。
「ああ…生物室の掃除の後に、日溜まりを見つけたらいつの間にか眠ってた」
