神と人の綾なす物語
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どんなに強がっても
どんなに背伸びをしても
私は貴方の隣には並べない
貴方と一緒に戦えない
ねぇ、どうすれば私は
貴方を護れるの──
《私では貴方を護れない》
突然知らない世界に連れて行かれて。
突然龍の神子だなんて言われて。
私は武器なんて手にした事のない、一介の女子高生で。
突然の突拍子も無い展開に、驚かない筈が無かった。
一緒に豊葦原という世界に呼ばれた友達の千尋ちゃんと那岐くん。
そして風早先生。
同じ境遇の筈だと思っていた彼らは実は本当はこの世界の人間で。
真に巻き込まれ、独りぼっちなのは自分だけだと気付いた時、どうしようもない虚しさに襲われたものだった。