幼馴染みと恋人の境界線
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私たちは帰ってきたの。
この世界へ。
私たちがいなくなる前と、何一つ変わらない世界へ。
大好き“だった”この世界へ──
《一緒にいよう》
ねぇ、あれからどれくらいの時間が経った?
そんな簡単な事さえ私には分からない。
私の中で時間の感覚の概念がすっかりおかしくなってしまっている。
まだ将臣には話せていない。
私があの世界でしてきたこと。
どう話し出せばいいのかがよく分からない。
だっていきなりこんな話をするのも変な感じがするの。
だってもう終わってしまったことの話だし。
もう新しい世界は、運命は始まっているの。
私の望んだ世界が、私たちの意志で。