cigarette kiss
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(ガチャ)
今は3時間目、私は授業をサボって屋上に来ていた。
なぜかって?それは、一服するため。
そう思って制服のポケットから、私が愛用しているタバコの箱を取取り出し、その中の一本を手に取る。……そして、あるものが無いことに気が付く。
『……げっ。……ライター忘れた。……はぁ、最悪。』
そんなことをボヤきながらそれをポケットに終った矢先
(ガチャ)
誰だよ…、と思いながら振り返った先にいたのは
『「……あ。」』
なんと獄寺だった。
獄「(なんでここにいんだよ…!)……霧嶺保健室に行ったんじゃなかったのかよ。」
『……ん?んなわけないじゃん。さぼりだよ(ニッ)。そうゆう獄寺は?』
獄「…ハッ。俺もサボりだ。一服しようと思ってな。」
そう言いながらポケットから煙草を取り出し、ジッポで火を付け、煙草とジッポを終う獄寺。
それを見て私も再びポケットにある煙草を取り出し、口に咥える。
『(煙草を吸っているからなのか、眉間によっているしわが少し減った気がする。こうやって見てると、獄寺って本当にキレイだよなぁ)』
「……ふぅ。……んだよ……。」
『……。いや、獄寺ってさ、髪の色も、日に当たればきらきら光っててキレイだし、目の色も、翡翠色みたいでキレイだよなぁ~って思っただけ……。』
獄「!?はぁ?霧嶺お前何言ってんだ?なんか変なもんでも食ったか?」
『…………本当に失礼なやつね;まあいいわ。そんなことより
……ねぇ、私も一服したいんだけど、ライター忘れちゃったから火種ちょうだい。』
獄「はぁ!?お前なぁ、そうゆうのは、俺がジッポ終う前に言えよなぁ。」(ガサゴソ)
『いや、わざわざ出さなくてもいいよ。ここにあるじゃん』
そう言って獄寺が咥えている煙草の先が赤く燃えたタイミングで自分が咥えている煙草を軽く、くっ付けて火をもらう。
火をもらい終えて近づいた顔を離すと、耳まで真っ赤に染まった獄寺がいた。
獄「!(霧嶺が火種くれって言うからジッポを出してやろうとしたのに、いらないとか言い出すから何事かと思ったら…。今のやつは……。)」
獄「~~~~~~~っ。霧嶺……おま……。」
『(……。え、そんなに照れる!?)……。クスクス、獄寺、顔真っ赤~。……こうやって火をもらうこと、なんて言うか、知ってる?』
獄「……Cigarette Kiss……だろ?」
『!フフ、正解(ニコ)』
獄「……ほかの奴にはすんじゃねぇぞ……あんず……。」
『!……わかった。隼人だけにお願いする…ね?』
獄「……あぁ。(そうじゃねえと相手の奴ぶっ飛ばす。)」
nextあとがき