リクエスト短編
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今日の真島さんは、どこかおかしい。
いや…正確には月に一度なんだけど……。
「シエルは座っときー、仕事で疲れてるんやから。」
「いやあの…真島さん?ここ私の部屋…。」
「ええからええから。ほれ、ホットレモン。」
「あ…ありがとう…。」
真島さんは月に一度、必ず私の事を甘やかしてくる。いや普段も優しいし甘やかしてくれるんだけど…普段以上というか異常というか……。
そしてそのタイミングは…怖いくらいいつも一緒だ。
「ん?なんや便所か?」
「うっ、うん!ついてこなくていいからね?!」
「流石にそこまでせぇへんわ。ほれ、漏らすで?」
「漏らさないわっ!」
そう…偶然なのか狙ってるのか分からないけど……真島さんは絶対に、私が“女の子”の日にやってくる…!!そして部屋の掃除とか全部やってくれる…!!
いや、ありがたいよ?!ありがたいけど!!それ以上の事をしてくるからすっごいそれが…嬉しいけど、恥ずかしいっ……!
(はぁ…しかも今回しんどいなぁ…。)
ちょっと腰痛い、かも…。
トイレから出た私はリビングに戻ろうと歩いていると、いつの間にか目の前に真島さんが立っていた。
「うわっ?!び、びっくりした…!」
「……。」
「ど、どうしたの真島さん?って、きゃっ!」
黙っていた真島さんが急に視界から消えたと思ったら今度は私の視界が揺れ動く。足が宙に浮いたことに気がついてふと横を見ると…真島さんの横顔がすぐ近くにある。
こ、これって…おおおお、お姫様抱っこ?!
「まままま、真島さんっ?!きっ急にどうしたの?!」
「ええから掴まっとき。」
つ、掴まっとき言われてもっ……お、お姫様抱っこなんて恥ずかしいっ…いや、嬉しいけど…!
…あ、やばい、柱に頭ぶつか………。
「ん。」
「っ〜〜…!」
さ…さりげなく手でおさえてくれたっ…!
わ、わぁ…真島さんの手やっぱり大きい…ってか顔寄せてるから近いっ…胸板…!!し、心臓がもたない…!!
「…顔熱いな、大丈夫かいな?」
「ふえっ?!だ、大丈夫っ…!」
「ほぉ〜ん…ちぃと寝とき。少し経ったら起こしたるから。」
「う…うん……。」
そう言って真島さんは私をベッドの上に寝かせてくれて布団までかけてくれた。優しく撫でてくれるその大きな手は、私に睡魔を覚えさせてくれる。
「……真島さん…ありが、と…。」
「終わったらどっか出かけよな。」
「うん…。」
…………ん?今“終わったら”って言った…?
……まぁいいや…もう、眠くて……考えられ、ない……。
**********
「……。」
今回はえらい重そうやなぁ。さっきも腰さすっとったし…持ち上げて大丈夫やったんやろか?まぁええか、おかげで恥ずかしがるシエルを見れたんやし。
……ん?なんでシエルの月一のあれば分かるかやって?
……お前それ聞いてええの?
「だってそれのちょっと前に、必ずシエルから誘ってくるやん。“抱いてほしい”ってな。」
いや…正確には月に一度なんだけど……。
「シエルは座っときー、仕事で疲れてるんやから。」
「いやあの…真島さん?ここ私の部屋…。」
「ええからええから。ほれ、ホットレモン。」
「あ…ありがとう…。」
真島さんは月に一度、必ず私の事を甘やかしてくる。いや普段も優しいし甘やかしてくれるんだけど…普段以上というか異常というか……。
そしてそのタイミングは…怖いくらいいつも一緒だ。
「ん?なんや便所か?」
「うっ、うん!ついてこなくていいからね?!」
「流石にそこまでせぇへんわ。ほれ、漏らすで?」
「漏らさないわっ!」
そう…偶然なのか狙ってるのか分からないけど……真島さんは絶対に、私が“女の子”の日にやってくる…!!そして部屋の掃除とか全部やってくれる…!!
いや、ありがたいよ?!ありがたいけど!!それ以上の事をしてくるからすっごいそれが…嬉しいけど、恥ずかしいっ……!
(はぁ…しかも今回しんどいなぁ…。)
ちょっと腰痛い、かも…。
トイレから出た私はリビングに戻ろうと歩いていると、いつの間にか目の前に真島さんが立っていた。
「うわっ?!び、びっくりした…!」
「……。」
「ど、どうしたの真島さん?って、きゃっ!」
黙っていた真島さんが急に視界から消えたと思ったら今度は私の視界が揺れ動く。足が宙に浮いたことに気がついてふと横を見ると…真島さんの横顔がすぐ近くにある。
こ、これって…おおおお、お姫様抱っこ?!
「まままま、真島さんっ?!きっ急にどうしたの?!」
「ええから掴まっとき。」
つ、掴まっとき言われてもっ……お、お姫様抱っこなんて恥ずかしいっ…いや、嬉しいけど…!
…あ、やばい、柱に頭ぶつか………。
「ん。」
「っ〜〜…!」
さ…さりげなく手でおさえてくれたっ…!
わ、わぁ…真島さんの手やっぱり大きい…ってか顔寄せてるから近いっ…胸板…!!し、心臓がもたない…!!
「…顔熱いな、大丈夫かいな?」
「ふえっ?!だ、大丈夫っ…!」
「ほぉ〜ん…ちぃと寝とき。少し経ったら起こしたるから。」
「う…うん……。」
そう言って真島さんは私をベッドの上に寝かせてくれて布団までかけてくれた。優しく撫でてくれるその大きな手は、私に睡魔を覚えさせてくれる。
「……真島さん…ありが、と…。」
「終わったらどっか出かけよな。」
「うん…。」
…………ん?今“終わったら”って言った…?
……まぁいいや…もう、眠くて……考えられ、ない……。
**********
「……。」
今回はえらい重そうやなぁ。さっきも腰さすっとったし…持ち上げて大丈夫やったんやろか?まぁええか、おかげで恥ずかしがるシエルを見れたんやし。
……ん?なんでシエルの月一のあれば分かるかやって?
……お前それ聞いてええの?
「だってそれのちょっと前に、必ずシエルから誘ってくるやん。“抱いてほしい”ってな。」