After Episode
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とある深夜、悪夢を見た私は飛び起きた。
「はぁっ・・はぁ・・・!」
こうなったら、暫く眠る事が出来ない。
隣で寝ている真島さんを起こさない様にベットから出て、静かにベランダへ向かう。
そして真島さんと同じ煙草、ハイライトに火を点け心を落ち着かせる。
「ふぅーー・・・・。」
・・・そう言えば、初めて会った時もこの煙草吸ったっけ・・吸い途中のやつ・・・。
殺し屋だった時、標的に近づく為に吸えるようにはしてたけど・・・当時から煙草は嫌いだった。
あの人が——ボスが私を犯す時に必ず煙草を吸っていたからだ。
それがトラウマで、本当は吸いたくも見たくもなかった。
でも、何でか初めて真島さんと出会ったあの夜は——その煙草に魅了されていたのを覚えてる。
(きっと・・標的だったからじゃない・・一目惚れした人だったから・・・。)
気になる人の物は知りたくなってしまう。あの時も無意識の興味本位でそうした。
あんなに嫌いだった煙草は・・ハイライトだけが好きになった。
あれ以来これしか吸っていない。
(真島さんと同じ煙草・・・真島さんの匂い・・・。)
気持ちが上手く制御できない日こうして眠れない夜は、ハイライトの・・真島さんの香りを嗅ぐことにしている。
こうすれば真島さんに包まれている気がするから。
「シエル。」
そんな事を考えていると、眠たそうな目をした真島さんが後ろから抱きしめてくる。
「あっ・・ごめん、起こしちゃった?」
「いや、普通に起きたで・・眠れへんのか?」
「・・・うん・・。」
「・・・怖い夢、見たんか?」
「・・・ん・・・。」
「そか・・ベランダは寒いで。暖めたるから、ベッド行こうや。そうすれば、自然と寝れるやろ?」
この人は、本当にどうしていいタイミングでやってくるんだろう・・・。
時々それが恐ろしいくらい。でも・・その優しさに私は今でも救われている。
「・・・うん、ありがとう真島さん。」
「・・・ほれ、こっちきぃや。」
私達はベッドに入り込み、抱きしめ合いながら深いキスをする。
「・・・シエルはホンマ、ワシの煙草が好きやな。」
「・・うん・・真島さんの、匂いだから・・・。」
「・・・せやけど・・ワシの匂いなら、今いくらでも嗅がせたるで・・。」
「あっ・・・んっ・・・。」
ベッドの中で互いを求め合いながら、私達はお互いの匂いや体温も感じていた。
今夜は、ハイライトの香りと一緒に——
「はぁっ・・はぁ・・・!」
こうなったら、暫く眠る事が出来ない。
隣で寝ている真島さんを起こさない様にベットから出て、静かにベランダへ向かう。
そして真島さんと同じ煙草、ハイライトに火を点け心を落ち着かせる。
「ふぅーー・・・・。」
・・・そう言えば、初めて会った時もこの煙草吸ったっけ・・吸い途中のやつ・・・。
殺し屋だった時、標的に近づく為に吸えるようにはしてたけど・・・当時から煙草は嫌いだった。
あの人が——ボスが私を犯す時に必ず煙草を吸っていたからだ。
それがトラウマで、本当は吸いたくも見たくもなかった。
でも、何でか初めて真島さんと出会ったあの夜は——その煙草に魅了されていたのを覚えてる。
(きっと・・標的だったからじゃない・・一目惚れした人だったから・・・。)
気になる人の物は知りたくなってしまう。あの時も無意識の興味本位でそうした。
あんなに嫌いだった煙草は・・ハイライトだけが好きになった。
あれ以来これしか吸っていない。
(真島さんと同じ煙草・・・真島さんの匂い・・・。)
気持ちが上手く制御できない日こうして眠れない夜は、ハイライトの・・真島さんの香りを嗅ぐことにしている。
こうすれば真島さんに包まれている気がするから。
「シエル。」
そんな事を考えていると、眠たそうな目をした真島さんが後ろから抱きしめてくる。
「あっ・・ごめん、起こしちゃった?」
「いや、普通に起きたで・・眠れへんのか?」
「・・・うん・・。」
「・・・怖い夢、見たんか?」
「・・・ん・・・。」
「そか・・ベランダは寒いで。暖めたるから、ベッド行こうや。そうすれば、自然と寝れるやろ?」
この人は、本当にどうしていいタイミングでやってくるんだろう・・・。
時々それが恐ろしいくらい。でも・・その優しさに私は今でも救われている。
「・・・うん、ありがとう真島さん。」
「・・・ほれ、こっちきぃや。」
私達はベッドに入り込み、抱きしめ合いながら深いキスをする。
「・・・シエルはホンマ、ワシの煙草が好きやな。」
「・・うん・・真島さんの、匂いだから・・・。」
「・・・せやけど・・ワシの匂いなら、今いくらでも嗅がせたるで・・。」
「あっ・・・んっ・・・。」
ベッドの中で互いを求め合いながら、私達はお互いの匂いや体温も感じていた。
今夜は、ハイライトの香りと一緒に——