After Episode
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「あ、あの・・・真島さん。」
「ん?どないしたシエル。」
「えっと・・・その・・・き、今日少し残業したいんだけど・・いいかな・・・?」
「あ?そないやらなあかん事あるんか?」
「あ!だ、大丈夫!すぐ終わるから!だから、先に帰ってて!!」
「なんでや、ワシも手伝——」
「いいから帰って~!!」
「・・・で、閉め出されてきたと。」
「・・ワシ・・・何か傷ついた・・。」
ここ最近のシエル何や様子変やったし・・・西田達となんやコソコソしとったし・・・あいつらも何も言わんし・・・シエルに問い詰めんのも嫌やし・・・。
「かと言って俺を呼び出してヤケ酒はやめてくれ。」
「冷たいこと言うなや桐生ちゃん・・・。」
「・・・何か元気ねぇ兄さんは調子狂うな。」
♪~♪~
「・・おい、兄さんの携帯じゃないか?」
「あ?おぉ・・・あ?西田?もしもし、何やねん。」
『お、親父お疲れっす!えっと・・・い、今からミレニアムタワーに来てほしいって姐さんが!』
「あ”?なんでお前がそないな事言ってくるんや。」
『ひぃっ!!じじじ、じゃあ!!』
「あ、おいコラ!!!」
何やねんアイツ・・・急に切りおって・・明日ぶん殴ったるか。
それにしても・・・何で直接ワシに連絡しないんや。
「何だよ兄さん騒がしいな。」
「・・・ワシもよう分からん。」
「は?」
さて・・・シエルの呼び出しや、ちぃと行ってくるかのう。
ミレニアムタワ―——真島組事務所
「シエルきたで~・・・お?」
何や・・・やたら甘い匂いするの・・・。
そない匂いを嗅いでいると、奥からシエルが後ろに何かを隠しながらでてきよった。
「ま、真島さん・・。」
「ちゃあんと来たで?どないしたんや?」
「えっと・・・その・・・こ、これ・・・。」
「?」
シエルから渡されたのは、小さなラッピングされた箱やった。
・・・なんやこの紙、少し皺がよっとる・・・?
「あ、開けてもらって、いいかな?」
「お、おう。」
な、何やそない緊張しとるとこっちまで緊張してくるわ・・・。
ラッピングを開けてみると———形が少し歪なチョコが入っとった。
(チョコ?・・・あ。)
「・・・今日、もしかしてバレンタインやったか?」
「え!あ、うん・・・そう・・・。」
「・・もしかして、これ手作りかいな?」
「・・・・・・・・・・・・うん・・。」
その後シエルは今日までの事を話してくれた。
ワシにサプライズしたいが、そんなことした事無いからどうしたらええか分からんって話になったらしい。
最初は高いチョコを買うつもりやったらしいが
『親父は絶対手作りが喜びますよ!!』
って西田に言われたらしい。
せやけど仕事が忙しくて準備できず、今日慌てて西田達に協力してもらいながら作ったんが、このチョコらしい。
「あ、味見したんだけど微妙で・・・あ、一応買ってあるの!渡してあれなんだけど、その——え?!」
ワシはシエルの言葉を待たずに、手作りチョコを口に入れた。
「ん。美味いでこれ!」
「え・・・ほ、本当に?」
「ワシ嘘嫌いやろ?」
「・・あ・・・。」
味なんか正直どうでもええ。
シエルがワシの為に一生懸命作ってくれたんや。
それだけでこのチョコは充分美味いんや。
「また来年も作ってな?」
「!・・う、うん!」
自分が頑張った成果が出て、喜びにあふれるシエルの顔がたまらなく可愛えかったから思わずその後キスをして、その後は朝までシエルを可愛がった。
もちろん、買ってきてくれたチョコも後で食うた。
でも、シエルの手作りチョコが世界一やな。
「ん?どないしたシエル。」
「えっと・・・その・・・き、今日少し残業したいんだけど・・いいかな・・・?」
「あ?そないやらなあかん事あるんか?」
「あ!だ、大丈夫!すぐ終わるから!だから、先に帰ってて!!」
「なんでや、ワシも手伝——」
「いいから帰って~!!」
「・・・で、閉め出されてきたと。」
「・・ワシ・・・何か傷ついた・・。」
ここ最近のシエル何や様子変やったし・・・西田達となんやコソコソしとったし・・・あいつらも何も言わんし・・・シエルに問い詰めんのも嫌やし・・・。
「かと言って俺を呼び出してヤケ酒はやめてくれ。」
「冷たいこと言うなや桐生ちゃん・・・。」
「・・・何か元気ねぇ兄さんは調子狂うな。」
♪~♪~
「・・おい、兄さんの携帯じゃないか?」
「あ?おぉ・・・あ?西田?もしもし、何やねん。」
『お、親父お疲れっす!えっと・・・い、今からミレニアムタワーに来てほしいって姐さんが!』
「あ”?なんでお前がそないな事言ってくるんや。」
『ひぃっ!!じじじ、じゃあ!!』
「あ、おいコラ!!!」
何やねんアイツ・・・急に切りおって・・明日ぶん殴ったるか。
それにしても・・・何で直接ワシに連絡しないんや。
「何だよ兄さん騒がしいな。」
「・・・ワシもよう分からん。」
「は?」
さて・・・シエルの呼び出しや、ちぃと行ってくるかのう。
ミレニアムタワ―——真島組事務所
「シエルきたで~・・・お?」
何や・・・やたら甘い匂いするの・・・。
そない匂いを嗅いでいると、奥からシエルが後ろに何かを隠しながらでてきよった。
「ま、真島さん・・。」
「ちゃあんと来たで?どないしたんや?」
「えっと・・・その・・・こ、これ・・・。」
「?」
シエルから渡されたのは、小さなラッピングされた箱やった。
・・・なんやこの紙、少し皺がよっとる・・・?
「あ、開けてもらって、いいかな?」
「お、おう。」
な、何やそない緊張しとるとこっちまで緊張してくるわ・・・。
ラッピングを開けてみると———形が少し歪なチョコが入っとった。
(チョコ?・・・あ。)
「・・・今日、もしかしてバレンタインやったか?」
「え!あ、うん・・・そう・・・。」
「・・もしかして、これ手作りかいな?」
「・・・・・・・・・・・・うん・・。」
その後シエルは今日までの事を話してくれた。
ワシにサプライズしたいが、そんなことした事無いからどうしたらええか分からんって話になったらしい。
最初は高いチョコを買うつもりやったらしいが
『親父は絶対手作りが喜びますよ!!』
って西田に言われたらしい。
せやけど仕事が忙しくて準備できず、今日慌てて西田達に協力してもらいながら作ったんが、このチョコらしい。
「あ、味見したんだけど微妙で・・・あ、一応買ってあるの!渡してあれなんだけど、その——え?!」
ワシはシエルの言葉を待たずに、手作りチョコを口に入れた。
「ん。美味いでこれ!」
「え・・・ほ、本当に?」
「ワシ嘘嫌いやろ?」
「・・あ・・・。」
味なんか正直どうでもええ。
シエルがワシの為に一生懸命作ってくれたんや。
それだけでこのチョコは充分美味いんや。
「また来年も作ってな?」
「!・・う、うん!」
自分が頑張った成果が出て、喜びにあふれるシエルの顔がたまらなく可愛えかったから思わずその後キスをして、その後は朝までシエルを可愛がった。
もちろん、買ってきてくれたチョコも後で食うた。
でも、シエルの手作りチョコが世界一やな。