After Episode
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「うわぁ・・!美味しそう!」
「そうだね、美味しそう・・!食べよっか!」
「うん!いただきまーす!」
『遥が話してみたいって言うんだ。いいか?』
そんな事を桐生さんに言われて現在に至る。
今日は幹部会だったから丁度良かった。1人で留守番も寂しいしね。
「桐生さんから聞いたよ?遥ちゃん、アイドル目指してるんでしょ?なんか大阪の方から声かけられてるって。」
「はい、今度向かうんです。おじさんも頑張れって応援してくれました!」
「そっかぁ、楽しみだね!」
おじさん、か・・・本当に親子じゃないんだ。
吾朗さんからも聞いた事ある。桐生さんは血の繋がっていない家族がたくさんいるって。その1人が・・遥ちゃん。沖縄で"アサガオ"っていう養護施設を一緒にやってるって。
さっき初めて会った時・・普通に親子だと思ったくらい仲良さそうだった。
・・・そういえば、遥ちゃんはなんで私と話したがってたんだろう。
不思議に思いながらご飯を食べていると、遥ちゃんが私を見ているのに気がつく。
「どうしたの?」
「・・あの・・・片目、大変ですか?」
「あぁ・・これ?ごめんね、見てて嫌だったかな?」
「そんな事ないです!ただ・・真島のおじさんも片目だけど普通にご飯とか食べてたので・・大変じゃないのかなぁって。」
「もう慣れたから大丈夫だよ。吾朗さんが色々コツを教えてくれたから。」
「そうなんですね。」
すみませんでした、と言った遥ちゃんはまた美味しそうにご飯を食べ始めた。
(・・純粋で真っ直ぐな目・・・。)
『昔あの娘を攫ったことあったんやが・・今は普通に会話してくれるんや。ええ子やで。きっとシエルとも仲良くなれるわ。』
・・・私にこの目は純粋すぎるかな。
けど、本当に吾朗さんや桐生さん達と関わるようになってから色んな人と会えた。裏社会しか知らなかった私にとって、何もかもが新鮮で輝いてる。
(もしかして、桐生さん少し気を使ってくれたのかな。)
・・・まさかね。
「あの、聞いてもいいですか?」
「ん?何?」
「えっと・・・真島のおじさんと、結婚するんですか?!」
「?!うっ、けほっ!」
「だ 大丈夫ですか?!」
「だ、大丈っ、けほっ!」
け・・・結婚?!
この間吾朗さんも言ってたけど、何で急に結婚の話?!
「おじさんからシエルさんの話を聞いてて、ずっと気になってたんです。どんな人と結婚するのかなぁって。」
「そ、そうなんだ。」
って、桐生さん話してたんだ・・・。
「プロポーズとかはまだなんですか?」
遥ちゃん色々聞いてくるね?!
「んっと・・そうだね。特には。」
「そうなんですか・・。」
正確にはプロポーズ『されかけた』んだけどね。
あれから1ヶ月たつけど、その気配がないんだよね・・・。
吾朗さんまだ後ろめたい気持ちでいるのかな・・でもあの夜・・・・えっと・・思い出すの恥ずかしいからいいや。
「・・あの、逆プロポーズとかどうですか?」
「・・・え?」
逆・・プロポーズ??
「女の人から言うのもいいと思うんです!男の人が言う勇気がないなら、こっちからアプローチしないと!」
「そ、そういうものなのかなぁ。」
「そうですよ!思ったら行動するべきです!早速ル・マルシェ行きましょう!」
「え、ちょ、遥ちゃん?!」
・・・純粋すぎるっていうかなんていうか・・・行動力凄い・・アイドルの素質あるかも・・。
「買えましたね!」
「ん〜・・喜んでくれるかな。」
「好きな人からの贈り物ですよ?嬉しいに決まってますよ!」
「ならいいんだけどなぁ。」
本当に買っちゃった・・・。
プ、プロポーズとか全然分かんないのに・・!
でも・・・。
(妹ができたみたいで楽しいな・・。)
「そういえば遥ちゃん。そろそろ迎えの連絡しとく?」
「あ、もうこんな時間!そうですね。連絡します!」
迎えの連絡をしてから暫くして、吾朗さん達が本部から帰ってきた。
「帰ったで〜シエル〜!」
「おかえりなさい、吾朗さん。・・・桐生さん、何か顔疲れてますけどどうしたんですか?冴島さんも。」
「「・・・・・。」」
ど、どうしたんだろう・・・。
「どうしたのおじさん?帰ろ?」
「あぁ・・世話んなったなシエル・・・。」
「は、はい。」
「俺も帰るわ・・またな・・・。」
えぇ〜・・・何があったの本当に・・。
「今夜はありがとうございました!またご飯行きましょう!」
「こっちこそありがとう。またね、アイドル頑張ってね!」
「はいっ!あっ・・。」
耳元に近づいてくる遥ちゃんは
「プロポーズ、頑張ってくださいっ!」
小さな応援をして桐生さんと冴島さんと帰って行った。
「そうだね、美味しそう・・!食べよっか!」
「うん!いただきまーす!」
『遥が話してみたいって言うんだ。いいか?』
そんな事を桐生さんに言われて現在に至る。
今日は幹部会だったから丁度良かった。1人で留守番も寂しいしね。
「桐生さんから聞いたよ?遥ちゃん、アイドル目指してるんでしょ?なんか大阪の方から声かけられてるって。」
「はい、今度向かうんです。おじさんも頑張れって応援してくれました!」
「そっかぁ、楽しみだね!」
おじさん、か・・・本当に親子じゃないんだ。
吾朗さんからも聞いた事ある。桐生さんは血の繋がっていない家族がたくさんいるって。その1人が・・遥ちゃん。沖縄で"アサガオ"っていう養護施設を一緒にやってるって。
さっき初めて会った時・・普通に親子だと思ったくらい仲良さそうだった。
・・・そういえば、遥ちゃんはなんで私と話したがってたんだろう。
不思議に思いながらご飯を食べていると、遥ちゃんが私を見ているのに気がつく。
「どうしたの?」
「・・あの・・・片目、大変ですか?」
「あぁ・・これ?ごめんね、見てて嫌だったかな?」
「そんな事ないです!ただ・・真島のおじさんも片目だけど普通にご飯とか食べてたので・・大変じゃないのかなぁって。」
「もう慣れたから大丈夫だよ。吾朗さんが色々コツを教えてくれたから。」
「そうなんですね。」
すみませんでした、と言った遥ちゃんはまた美味しそうにご飯を食べ始めた。
(・・純粋で真っ直ぐな目・・・。)
『昔あの娘を攫ったことあったんやが・・今は普通に会話してくれるんや。ええ子やで。きっとシエルとも仲良くなれるわ。』
・・・私にこの目は純粋すぎるかな。
けど、本当に吾朗さんや桐生さん達と関わるようになってから色んな人と会えた。裏社会しか知らなかった私にとって、何もかもが新鮮で輝いてる。
(もしかして、桐生さん少し気を使ってくれたのかな。)
・・・まさかね。
「あの、聞いてもいいですか?」
「ん?何?」
「えっと・・・真島のおじさんと、結婚するんですか?!」
「?!うっ、けほっ!」
「だ 大丈夫ですか?!」
「だ、大丈っ、けほっ!」
け・・・結婚?!
この間吾朗さんも言ってたけど、何で急に結婚の話?!
「おじさんからシエルさんの話を聞いてて、ずっと気になってたんです。どんな人と結婚するのかなぁって。」
「そ、そうなんだ。」
って、桐生さん話してたんだ・・・。
「プロポーズとかはまだなんですか?」
遥ちゃん色々聞いてくるね?!
「んっと・・そうだね。特には。」
「そうなんですか・・。」
正確にはプロポーズ『されかけた』んだけどね。
あれから1ヶ月たつけど、その気配がないんだよね・・・。
吾朗さんまだ後ろめたい気持ちでいるのかな・・でもあの夜・・・・えっと・・思い出すの恥ずかしいからいいや。
「・・あの、逆プロポーズとかどうですか?」
「・・・え?」
逆・・プロポーズ??
「女の人から言うのもいいと思うんです!男の人が言う勇気がないなら、こっちからアプローチしないと!」
「そ、そういうものなのかなぁ。」
「そうですよ!思ったら行動するべきです!早速ル・マルシェ行きましょう!」
「え、ちょ、遥ちゃん?!」
・・・純粋すぎるっていうかなんていうか・・・行動力凄い・・アイドルの素質あるかも・・。
「買えましたね!」
「ん〜・・喜んでくれるかな。」
「好きな人からの贈り物ですよ?嬉しいに決まってますよ!」
「ならいいんだけどなぁ。」
本当に買っちゃった・・・。
プ、プロポーズとか全然分かんないのに・・!
でも・・・。
(妹ができたみたいで楽しいな・・。)
「そういえば遥ちゃん。そろそろ迎えの連絡しとく?」
「あ、もうこんな時間!そうですね。連絡します!」
迎えの連絡をしてから暫くして、吾朗さん達が本部から帰ってきた。
「帰ったで〜シエル〜!」
「おかえりなさい、吾朗さん。・・・桐生さん、何か顔疲れてますけどどうしたんですか?冴島さんも。」
「「・・・・・。」」
ど、どうしたんだろう・・・。
「どうしたのおじさん?帰ろ?」
「あぁ・・世話んなったなシエル・・・。」
「は、はい。」
「俺も帰るわ・・またな・・・。」
えぇ〜・・・何があったの本当に・・。
「今夜はありがとうございました!またご飯行きましょう!」
「こっちこそありがとう。またね、アイドル頑張ってね!」
「はいっ!あっ・・。」
耳元に近づいてくる遥ちゃんは
「プロポーズ、頑張ってくださいっ!」
小さな応援をして桐生さんと冴島さんと帰って行った。