第四部 私と俺とあの人の未来
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感じる温もり。聞こえる鼓動。
この四ヵ月、ずっと待ってた。
「総司さっ・・グスッ、そう・・じ・・さぁ・・!」
「シエル・・シエル・・・!」
やっと会えた。やっと抱きしめられた。やっと話せた。
「遅うなってすまんな・・もう大丈夫や。」
「わ、わた・・こ、怖くて・・・か、帰って・・こない、かもって・・!」
「何言うとるんや。約束したやろ?必ず戻るって。・・・ワシが嘘つかんの知っとるやろ?」
「っ・・うんっ・・・うん・・!」
「シエル。」
斎藤さん達も近付いてきて、優しい目で私を見てくれる。
永倉さんと土方さんもいる。夢じゃない。夢じゃないんだ。みんなここにいるんだ。
「グスッ・・うわあぁぁん!!」
子供の様に泣きじゃくる私を、総司さんは優しく頭を撫でながら抱きしめてくれる。
みんなも私を囲うように立って、肩や背中に優しく触れてくれる。
「おい、何触ってんねん。ワシのシエルに触れるなや。」
「今そのタイミングで言うか兄さん・・。」
「やかましいわ!」
「お前等シエルの前で何言うとるねん。総司、そんなカリカリすんなや。」
「・・・全く・・・。」
みんなの会話が聞こえる。目の前で話してる。
大好きな人達が、愛しい人がようやく帰ってきた。全部夢じゃない。
その事実が、本当に嬉しい。
それから暫くして、私はようやく泣き止むことができた。
「もう落ち着いたんか?シエル。」
「はい・・すみません長々と・・。」
「気にする事はない。シエル、元気だったか?」
「はい!土方さん達は・・怪我の方は・・?」
「一番傷だらけやった斎藤が元気やから大丈夫や。」
「ふっ確かにな。・・シエル、おりょうは元気か?」
「はい、元気ですよ!・・もしかして、まだ会ってないんですか?」
「これから行く。・・シエルはどうする?永倉達は一緒に来るが。」
「は、はい!行きま——わっ!」
返事をしたら総司さんに思いっきり手を引かれて、そのまま胸に向かって体が吸い込まれていく。
慌てて顔を見上げると、総司さんと目が合った。
「ワシ早くシエルとのんびりしたいんやが・・。」
「っ・・・!」
久しぶりの甘い目線と甘い言葉。
ドキドキする・・ひ、久しぶりだと駄目・・!
「そ・・総司さんっ!私もおりょうちゃんに会いたいですから、会って帰ってきたらのんびりしましょう?!ね、ね?!」
慌てていると総司さんは私の目を見て、その後みんなを見渡した後満足そうな目で私をまた見る。
「ヒヒッ・・シエル、みんなの前で宣言するなんて大胆になったのぉ。」
「ふぇっ・・・!」
「・・・お前等、イチャつくのは家でしてくれ。」
「同感や。」
「二人に同じく。」
「えっあの!わ、私そんなつもりじゃ・・!」
「ええからええから。ヒヒ・・帰ったら覚悟せぇよ?」
「そ・・総司さん!」
それから暫くからかわれ続けた・・。
でもその時間が楽しくて幸せで・・・少し泣きそうだったのは内緒。
この四ヵ月、ずっと待ってた。
「総司さっ・・グスッ、そう・・じ・・さぁ・・!」
「シエル・・シエル・・・!」
やっと会えた。やっと抱きしめられた。やっと話せた。
「遅うなってすまんな・・もう大丈夫や。」
「わ、わた・・こ、怖くて・・・か、帰って・・こない、かもって・・!」
「何言うとるんや。約束したやろ?必ず戻るって。・・・ワシが嘘つかんの知っとるやろ?」
「っ・・うんっ・・・うん・・!」
「シエル。」
斎藤さん達も近付いてきて、優しい目で私を見てくれる。
永倉さんと土方さんもいる。夢じゃない。夢じゃないんだ。みんなここにいるんだ。
「グスッ・・うわあぁぁん!!」
子供の様に泣きじゃくる私を、総司さんは優しく頭を撫でながら抱きしめてくれる。
みんなも私を囲うように立って、肩や背中に優しく触れてくれる。
「おい、何触ってんねん。ワシのシエルに触れるなや。」
「今そのタイミングで言うか兄さん・・。」
「やかましいわ!」
「お前等シエルの前で何言うとるねん。総司、そんなカリカリすんなや。」
「・・・全く・・・。」
みんなの会話が聞こえる。目の前で話してる。
大好きな人達が、愛しい人がようやく帰ってきた。全部夢じゃない。
その事実が、本当に嬉しい。
それから暫くして、私はようやく泣き止むことができた。
「もう落ち着いたんか?シエル。」
「はい・・すみません長々と・・。」
「気にする事はない。シエル、元気だったか?」
「はい!土方さん達は・・怪我の方は・・?」
「一番傷だらけやった斎藤が元気やから大丈夫や。」
「ふっ確かにな。・・シエル、おりょうは元気か?」
「はい、元気ですよ!・・もしかして、まだ会ってないんですか?」
「これから行く。・・シエルはどうする?永倉達は一緒に来るが。」
「は、はい!行きま——わっ!」
返事をしたら総司さんに思いっきり手を引かれて、そのまま胸に向かって体が吸い込まれていく。
慌てて顔を見上げると、総司さんと目が合った。
「ワシ早くシエルとのんびりしたいんやが・・。」
「っ・・・!」
久しぶりの甘い目線と甘い言葉。
ドキドキする・・ひ、久しぶりだと駄目・・!
「そ・・総司さんっ!私もおりょうちゃんに会いたいですから、会って帰ってきたらのんびりしましょう?!ね、ね?!」
慌てていると総司さんは私の目を見て、その後みんなを見渡した後満足そうな目で私をまた見る。
「ヒヒッ・・シエル、みんなの前で宣言するなんて大胆になったのぉ。」
「ふぇっ・・・!」
「・・・お前等、イチャつくのは家でしてくれ。」
「同感や。」
「二人に同じく。」
「えっあの!わ、私そんなつもりじゃ・・!」
「ええからええから。ヒヒ・・帰ったら覚悟せぇよ?」
「そ・・総司さん!」
それから暫くからかわれ続けた・・。
でもその時間が楽しくて幸せで・・・少し泣きそうだったのは内緒。