外伝ー隻眼物語ー
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夜の巡回中に見かけた第一印象は、弱そうな奴。
あない細い体で不逞浪士相手に斬りかかったる兄ちゃんを見て、間違いなくやられる思うた。
せやけど違かった。逆になぎ倒していったんや。せやけど後ろからの不意打ちにやられ、斬られそうになったのを助けた。
ただそれだけや。
「・・・気絶してしもうたな。」
しゃあない、屯所連れてって休ませるか。頭も怪我しとるしの。
連れて行こうと持ち上げようとしたその時、その体の軽さに驚いてもうた。
(軽っ・・?!こないな体で相手しとったんか・・・?まるで女子みたいや・・)
それに目を閉じとるその顔は、どこか男らしさがなかった。
・・・気のせいやろか。きっと夜やからよう見えんだけや。自分にそう言い聞かせ、屯所へ連れていく。
「沖田隊長!・・・ん?その者は?」
「襲われて気ぃ失ったんや。頭も怪我しとる。」
「そうですか。・・・あれ、もしかしてこの人・・・。」
「何や、知っとるんか?」
「先程伏見の店で騒ぎがあって・・向かったらこの者が助けたと店の者に・・。」
・・・ちゅう事は逆恨みされたんか。
「おい、他の奴等に気ぃ張るように伝えとけ。」
「はいっ。では。」
伝言を伝えた後、ワシの自室に連れていき寝かせた。
怪我は・・血も止まっとるし大丈夫やろ。しばらく寝かせとくか。
しっかし・・・・。
「・・・えぇ寝顔やのう。」
ホンマ男とは思えん顔やな・・・ええ顔しとる。
・・・ってワシは武田かいな。
「さて・・・そろそろ街に戻るかのう。」
寝かせとっても大丈夫やろ。どうせすぐ起きんやろうし。
「ゆっくり休むんやで、兄ちゃん。」
何となくその寝顔が名残惜しかったが、ワシはその場を離れた。
あない細い体で不逞浪士相手に斬りかかったる兄ちゃんを見て、間違いなくやられる思うた。
せやけど違かった。逆になぎ倒していったんや。せやけど後ろからの不意打ちにやられ、斬られそうになったのを助けた。
ただそれだけや。
「・・・気絶してしもうたな。」
しゃあない、屯所連れてって休ませるか。頭も怪我しとるしの。
連れて行こうと持ち上げようとしたその時、その体の軽さに驚いてもうた。
(軽っ・・?!こないな体で相手しとったんか・・・?まるで女子みたいや・・)
それに目を閉じとるその顔は、どこか男らしさがなかった。
・・・気のせいやろか。きっと夜やからよう見えんだけや。自分にそう言い聞かせ、屯所へ連れていく。
「沖田隊長!・・・ん?その者は?」
「襲われて気ぃ失ったんや。頭も怪我しとる。」
「そうですか。・・・あれ、もしかしてこの人・・・。」
「何や、知っとるんか?」
「先程伏見の店で騒ぎがあって・・向かったらこの者が助けたと店の者に・・。」
・・・ちゅう事は逆恨みされたんか。
「おい、他の奴等に気ぃ張るように伝えとけ。」
「はいっ。では。」
伝言を伝えた後、ワシの自室に連れていき寝かせた。
怪我は・・血も止まっとるし大丈夫やろ。しばらく寝かせとくか。
しっかし・・・・。
「・・・えぇ寝顔やのう。」
ホンマ男とは思えん顔やな・・・ええ顔しとる。
・・・ってワシは武田かいな。
「さて・・・そろそろ街に戻るかのう。」
寝かせとっても大丈夫やろ。どうせすぐ起きんやろうし。
「ゆっくり休むんやで、兄ちゃん。」
何となくその寝顔が名残惜しかったが、ワシはその場を離れた。