第2話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あ・・・ごめんなさい、勿体ないな~って思って・・・。」
「何やシエルちゃん、タバコいけるんか?」
「少しなら・・・。」
「ほ~、女でそない渋いタバコ吸えるんは珍しいのう。ええから吸うとき。ワシも吸うわ。」
「あ。はい!」
それから二人でタバコ吸いながら外を眺めとった。
雲一つなく真ん丸満月が浮かんどった。・・・こないゆっくりしとるんのも久しぶりやな。
横を見ると、シエルちゃんも月を見とった。
月を眺める目は、一切の生気がなかった。無表情。無感情。まるで人形みたいや。
「・・・どないした?」
「あ・・・いえ、月がきれいだなーって思って。」
・・・ほんまに不思議な女やなぁ。よぉ分からん。
「・・・そろそろ寝よか。寝不足はアカンで。」
「そうですね、もうクタクタですし。」
「俺はソファで寝るからゆっくりベッドで寝るんやで。」
「え?・・・ベッド大きいから一緒に寝ないんですか?」
・・・・・・・・・・はぁ?
「あんなぁシエルちゃん。」
「はい?」
「男にそないな事言うもんやないで。女の扱いが雑な奴やったらどないするん?ただじゃ済まへんで?」
「・・・考えてなかったです。」
・・・天然や。この女。
「えぇから寝とき。」
頭を撫で、ソファへ向かう。
「お、おやすみなさい。」
そう言うた表情が気になって振り返ってみた。
———また、作りモンの顔やった。
「・・・おう、おやすみ。」
ホンマの笑顔、見てみたいのう。
「何やシエルちゃん、タバコいけるんか?」
「少しなら・・・。」
「ほ~、女でそない渋いタバコ吸えるんは珍しいのう。ええから吸うとき。ワシも吸うわ。」
「あ。はい!」
それから二人でタバコ吸いながら外を眺めとった。
雲一つなく真ん丸満月が浮かんどった。・・・こないゆっくりしとるんのも久しぶりやな。
横を見ると、シエルちゃんも月を見とった。
月を眺める目は、一切の生気がなかった。無表情。無感情。まるで人形みたいや。
「・・・どないした?」
「あ・・・いえ、月がきれいだなーって思って。」
・・・ほんまに不思議な女やなぁ。よぉ分からん。
「・・・そろそろ寝よか。寝不足はアカンで。」
「そうですね、もうクタクタですし。」
「俺はソファで寝るからゆっくりベッドで寝るんやで。」
「え?・・・ベッド大きいから一緒に寝ないんですか?」
・・・・・・・・・・はぁ?
「あんなぁシエルちゃん。」
「はい?」
「男にそないな事言うもんやないで。女の扱いが雑な奴やったらどないするん?ただじゃ済まへんで?」
「・・・考えてなかったです。」
・・・天然や。この女。
「えぇから寝とき。」
頭を撫で、ソファへ向かう。
「お、おやすみなさい。」
そう言うた表情が気になって振り返ってみた。
———また、作りモンの顔やった。
「・・・おう、おやすみ。」
ホンマの笑顔、見てみたいのう。