第21話(夢主視点)
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私の殺しは1か月もかからない。この異変に、ボスが気付かないわけない。すぐに呼び出され、拷問の後玩ばれた。
その私に、あの人が触れようとしたあの日。私は拒絶した。
ボスに触れられた体に、触ってほしくない。汚れている私の体を、触らないで。
泣いた私にしてくれた、優しいキスは今でも忘れない。
あの時、私の想いは確信してしまった。
「好きになったんだよな・・・ううん。初めて会ったときから、ずっと好きだった。」
真島さんが倒れたあの日、生きた心地がしなかった。
真島さんが目覚めたあの日、本当に嬉しかった。
真島さんに告白されたあの日、夢のような気分だった。
「もう、殺すなんてできないよ・・。」
この人の傍にいたい。
もっと一緒にいたい。
でも、望んではダメ。
それでも、この人を守りたい。
だって、こんなに愛してしまったから。
「真島さん。」
『ホンマに俺の女は可愛いで。』
「真島さん・・・。」
『シエル・・・俺の傍にいてくれるか?』
「真島・・さ・・」
『お前は、俺の女や・・・どこも行くな、離れるなっ・・・俺の、傍におるんや・・!』
「真島さぁん・・・!」
『・・・愛しとるで、シエル。』
——死にたくない。死にたくないよ。
もっと傍にいたい。もっとデートしたい。もっと愛し合いたい。
心の底から愛してるって伝えたい。
私のたった一人の大切な人。愛しい人。
「もう一回・・・ううん、ずっと・・ずっと一緒にいたいよぉ・・・真島さん・・・!」
その時、目の前が明るくなり一本の道ができた。
その先に誰かが立っている。
(あの人は——)
私は走った。あの背中に抱きつきたくて。
私に気付いたのか、その人は振り返り私に手を差し伸べた。
その目は———その隻眼は、私を優しく見守ってくれている。
その私に、あの人が触れようとしたあの日。私は拒絶した。
ボスに触れられた体に、触ってほしくない。汚れている私の体を、触らないで。
泣いた私にしてくれた、優しいキスは今でも忘れない。
あの時、私の想いは確信してしまった。
「好きになったんだよな・・・ううん。初めて会ったときから、ずっと好きだった。」
真島さんが倒れたあの日、生きた心地がしなかった。
真島さんが目覚めたあの日、本当に嬉しかった。
真島さんに告白されたあの日、夢のような気分だった。
「もう、殺すなんてできないよ・・。」
この人の傍にいたい。
もっと一緒にいたい。
でも、望んではダメ。
それでも、この人を守りたい。
だって、こんなに愛してしまったから。
「真島さん。」
『ホンマに俺の女は可愛いで。』
「真島さん・・・。」
『シエル・・・俺の傍にいてくれるか?』
「真島・・さ・・」
『お前は、俺の女や・・・どこも行くな、離れるなっ・・・俺の、傍におるんや・・!』
「真島さぁん・・・!」
『・・・愛しとるで、シエル。』
——死にたくない。死にたくないよ。
もっと傍にいたい。もっとデートしたい。もっと愛し合いたい。
心の底から愛してるって伝えたい。
私のたった一人の大切な人。愛しい人。
「もう一回・・・ううん、ずっと・・ずっと一緒にいたいよぉ・・・真島さん・・・!」
その時、目の前が明るくなり一本の道ができた。
その先に誰かが立っている。
(あの人は——)
私は走った。あの背中に抱きつきたくて。
私に気付いたのか、その人は振り返り私に手を差し伸べた。
その目は———その隻眼は、私を優しく見守ってくれている。